フィアット

初のキャンバストップ採用とエレガントな高級感が魅力の特別仕様車! 「フィアット500Xヨットクラブカプリ」国内試乗

小さな高級車をお望みのアナタに

イタリア車やフランス車を中心とした新車および中古車を扱うカーボックス横浜から「おもしろい特別仕様車が入りました!」とのご連絡が。それはキャンバストップ付のオシャレ500Xだった。

スポーティな走りはもちろん、ACCといった便利機能のほか、もしもの事態を事前に回避するための安全装備など先進技術も搭載。

フィアット500はカワイイけれど、3ドアだし4人しか乗れないからファミリーカーとしては小さすぎる。かといって500Xはアンダーガードなどの装備がSUVルックを強調しすぎてトゥーマッチ、とお嘆きのアナタ! そんな方にピッタリの特別仕様車がこの500Xヨットクラブカプリ。

ボディ同色にペイントされた18インチアルミホイールや「ヨットクラブカプリ」のネームプレートなども特別装備される。

ヴェネツィアブルーと呼ばれる濃紺の専用ボディカラーを纏い、シルバーで描かれた1本のキャラクターラインが絶妙なアクセントとして効いている。フロントバンパーおよびホイールアーチもボディ同色で、足元には18インチのアルミホイールを装着。

インテリアにはウッドパネル(オプション)とホワイトレザーシートが高級なヨットをイメージさせる。なんといっても頭上には、500X初となるキャンバストップが広がる。天気や気分に応じて、オープンエアを楽しめるし、実は小さいお子様のクルマ酔いにも効果的なのだ。

500Xでは初となるキャンバストップを採用。スイッチひとつの約15秒でオープンエアを手に入れることが可能となる。

パワートレインは最高出力150psを発揮する1.3Lの直4ターボエンジンを採用。トランスミッションは6速DCTなので、オートマ限定の方でも大丈夫。パワフルなターボエンジンは、思い通りに加速してくれ、変速ショックも少なく、街中をキビキビ走らせられるのが魅力。取り回しのしやすいボディサイズに加え、Aピラーに小窓があって視界も良好で運転のしやすさに驚いた。

インテリアはウッドパネル(オプション)と、白いレザーシートで高級感が漂う。トランスミッションは6速DCTで左ハンドルのみの設定。

インフォテイメントシステムには、日頃から使い慣れたスマートフォンアプリを連動できるほか、バックモニターも搭載。

コロナ禍で、人々のライフスタイルは大きく変わり、パーソナルな移動空間としてクルマのニーズが重要視されている昨今。500Xとしてはオシャレ装備ゆえ値段はちょっとお高めだけど、他人とかぶらないセレクトとして考えればオススメの1台だと思う。

【Specification】フィアット 500Xヨットクラブカプリ
■車両本体価格(税込)=4,717,500円
■全長×全幅×全高=4264×1786×1580mm
■ホイールベース=2570mm
■車両重量=1440kg
■乗車定員=5名
■エンジン型式/種類=-/直4DOHC16V+ターボ
■総排気量=1331cc
■エンジン最高出力=150ps/5500rpm
■エンジン最大トルク=270Nm(27.5kg-m)/1850rpm
■燃料タンク容量=48L(プレミアム)
■トランスミッション形式=6速DCT
■サスペンション形式=前後ストラット/コイル
■ブレーキ=前Vディスク/後ディスク
■タイヤ(ホイール)=前後225/45R18

カーボックス横浜公式サイト

フォト:宮門秀行/H.Miyakado ルボラン2022年5月号より転載

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