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実際はもっとスポーティなカタチに?
アルファ好きなみなさんのために、同社初のSUV「ステルビオ」のスクープ第三弾をお届けしよう。まず最初に、これらの画像はCGレンダリングであり、デザインのディティールは各ラインが非常に強調されたイメージだとお断りしておきたい。前回のテスト車の擬装があまりにも醜かったので、今回はそのお口直しだ。
全体のデザインは当初から噂されてきた通りのアルファ顔で、少し背の高い5ドアハッチバック的なカタチ。なので手慣れたアルファらしい造形をみせる。姉妹車のマセラティ・レヴァンテとはまるで違うカタチになっているあたりがアルファ党を悦ばせるツボだろう。車重はこちらの方が軽いかと思われるので、ハイエンドの2.9リッターV6搭載車のパフォーマンスが楽しみだ。
ただ、スタートレックのクリンゴン人並みにシャープに見えるおでこのプレスラインはもう少し控えめだろうし、角が強調されてレクサスっぽく見えるリアビューも、本物はもっとアルファ的な造形になるはず。タイヤ&ホイールも図面通りではない絵なので、キャンバーやフェンダーとの合わせ面などは過去のスクープ画像を見直して想像していただきたい。本物のステルビオは(特にハイエンドモデルは)最低でもジュリア並みにアルファ的イケイケなジオメトリーで造られているはず。なにしろ有名な峠の名前でデビューするくらいなのだから。
ファンには待ち遠しいモデルで、年内には完成車のアンベールが期待されているが、プラットフォームを共有するジュリアがそうであったように、このところFCAの開発スケジュールはかなり波乱万丈。このステルビオも実際の市場投入タイミングはやや遅れるのでないか、という観測もある。
- Spy-Shots of Cars This image has been optimized for a calibrated screen with a Gamma of 2.2 and a colour temperature of 6500°K
- Text:Makoto TAKEHIRA Photo:Apollo News Service