快適性を増したフロントシートの着座感
フルフラットにもできるシートアレンジはアウトドアでも超便利
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ホイールベースは先代から変わっていないものの、前席と後席の着座位置間で40mm拡大し、全高アップ(軽規格ジムニーでプラス45mm)による室内高の増加と、垂直気味に立ったウインドーガラスの効果もあって、室内スペースは必要充分に確保されている。前席は下部でホールド性を確保しつつ、肩の部分はフリー(悪路では上半身のホールド性が高すぎると逆に身体が振り回されて、ステアリング操作などに影響が出てしまうため)な絶妙な形状だ。前後スライド量も45mm大きくなり、スライドのピッチが細かくなって、個々人への最適化もやりやすい。
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フロントシート[ジムニー]
後席は中央で分割可能な可倒式(ジムニーのベースグレードを除く)となり、スペース的にもゆったりくつろぐというほどではないが、多段階にリクライニングできる。
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リアシート[ジムニー]
前席のヘッドレストを外せばフルフラットシートの充分な空間が出現、ユーティリティが向上した。ドリンクホルダーは前席左右間に設けられたセンターコンソールに用意されている。ジムニーのベースグレードを除き標準装備される左右前席のシートヒーターのおかげで、寒冷地における快適性も抜群だ。
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シートフルフラット時[ジムニー]
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シートヒータースイッチ
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センターコンソールまわり(サイドブレーキ/シートヒータースイッチ/小物入れ/ドリンクホルダー)
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フロントルームランプ
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リアルームランプ
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後席シートベルトリマインダー