アウトドアレジャーに加え競技会への参加も視野に入れる
本誌インプレッションページでは、特に足まわりを中心にその性能を詳しく書いているが、ジムニーというクルマが持つ魅力は、その足まわりのみにはとどまらないのは言うまでもない。たとえばその使い勝手の良さだったり、ルックスの愛らしさなども魅力として上げられる。
将来的には競技会への参加を見据えており、転倒時にドライバーを守るロールケージを装備する。
岐阜県に店舗を構えるギッピーオフロードは、このJB64をカスタムするにあたり、コンセプトとして「アウトドアなどの趣味で使えるクルマ」というテーマを掲げ、その乗り心地、そしてビジュアルを重視してカスタムを敢行。通勤での使用から、週末のアウトドアレジャー、さらに競技会といった幅広いシーンで活躍するクルマに仕上げている。
多角形のスチールバンパーでボディをがっちり守る。スポーティなイメージのグリルもギッピーオリジナル。
街乗りでの乗り心地を保つため、極端なリフトアップを嫌い、ハイブリッジファーストの45mmキットを採用。街乗りに加え、悪路においても性能が底上げされる。また、前後アームはJ-UPカンパニーの強化タイプとしており、さらなる操安性の向上を実現した。
スチールバンパーへの変更によってスッキリとしたリア回り。ワンオフのマフラーが迫力を追加。
ホイール(オートクロス・COOL721)は16インチとすることで迫力のあるスタイリングを構築。プレートタイプのオーバーフェンダーが、オフロードマシンらしい雰囲気をさらに強調する。
HB-1stの45mmサスキットを投入し、舗装路からラフロードまで、幅広いシーンをカバーする。
角ばった車体と絶妙な相性を見せる多角形スチールバンパーは同店のオリジナル。車体をがっちり守ると同時に、より多くのホイールトラベルを確保。デフガードやタンクガード、シルガードといったプロテクション系パーツも多数投入。さらにはロールケージも装備しており、アウトドアレジャーや林道走行のみならず、競技会などへの参加をも見据えた本格的な仕様となっている。
アーム類はJ-UPカンパニーの強化タイプを使用しており、足まわりのスタビリティは大幅に向上。
スポーティな雰囲気を演出するグリルは同店オリジナルとなっていて、エキゾーストもやはり同店のワンオフ品となる。
ホイールはオートクロスCOOL721。裏側にペイントを施して個性をアピールす る。