スタイリッシュで質感の高い本体も魅力
昨今のあおり運転などの問題を受けて、装着率が高まっているドライブレコーダーだが、FCAグループが画期的なシステムを搭載したモデルを発表した。
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フロント/リアの2カメラタイプとなるドライブレコーダー。各ブランドのロゴが刻印されているのもオーナーには嬉しいところだ。2022年1月発売予定で価格は8万2500円(税込)。単品での購入も可能で、フロントカメラは6万4900円、リアカメラは1万9800円となる(いずれも税込)。
フィアット/アバルト/アルファ・ロメオ/ジープの純正アクセサリーとしてリリースされたこの前後2カメラ式ドライブレコーダーの最大の特徴は、クラウドサーバーに接続している点だ。
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今回の商品を担当したFCAジャパン・カスタマーサービス部の大友康博氏は「この商品は、Wi-Fi対応ドラレコでも絶対に出来ない画期的な機能が多数備わっています」と自信を語る。
常時録画や衝撃検知といったドライブレコーダーとしての基本的な機能が備わっているのはもちろん、通信機能が備わっていることで、クラウドサーバーを利用し、事故などの大切な映像を、取り逃がさない事も嬉しい点。クラウドサーバーに上げたデータがあれば、本体に入っているSDカードの破損や映像の上書きなどのトラブルを回避することができるのだ。
オーナーのスマートフォンに専用のコネクティッドアプリをインストールすることで、駐車中などクルマから離れたところにいる際にも、リアルタイムの映像を確認することができる。例えば駐車車両が何らかの衝撃を受けた場合に、スマートフォンに通知してくれる。
つまりドライブレコーダー自体にSIMカードを搭載していることにより、携帯電話と同じような感覚(機能)で、クルマから離れた場所からでも、カメラを通して周辺状況を確認することができる。これは今までのドライブレコーダーには無い、画期的な機能が備わっているといえるだろう。
これは車両がどれだけ離れていても機能するため、仮に出張などで遠方に滞在しているときでも愛車の状態を確認できたり、衝撃を検知した際には通知してくれたりするので便利だ。
また事故で強い衝撃を受けたときや、あおり運転などに巻き込まれて本体にあるSOSボタンを押したときに、録画データをクラウドに保存するとともに、あらかじめ登録した人にSMSで自動通知してくれる機能も搭載している。
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純正のドライブレコーダーならではの高級感ある手触りも特徴。月2GB使用できるSIMカードを同梱しており、1年目の通信料は無料、2年目以降は1年契約で月々660円相当(年分の更新は7920円)となる。
さらに運転履歴の表示や、広い駐車場で停めた場所がわからなくなった時にもアプリで自車位置を調べることができるなど、様々な機能が搭載されているこのドライブレコーダー。この商品は純正アクセサリーとして、フィアット/アバルト/アルファ・ロメオ/ジープの4ブランドに対応。オーナーであれば、ぜひ装着したいドライブレコーダーといえるであろう。
●商品紹介動画
◎FIAT
https://www.fiat-auto.co.jp/maestroservice/accessory/
◎ABARTH
https://www.abarth.jp/maestroservice/accessory/
◎Alfa Romeo
https://www.alfaromeo-jp.com/parts/
◎Jeep
https://www.jeep-japan.com/afterservices/accessoriesparts.html