クラーク・ゲーブルのような映画スターが顧客に名を連ね、「ローリング・トゥエンティーズ」を象徴する存在でもあった高級スポーツ車、それがデューセンバーグだ。1932年型というからには、8気筒DOHCエンジンにスーパーチャージャーを装着したモデルSJがモチーフと思われるが、様々にあった架装のうち、スポーツフェートンがその着想元としてここに示されている。 写真:秦 正史、羽田 洋 記事にもどる