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クルマ好きのみならず、様々な方が楽しめるオープンイベントとして14年目を迎えた「ル・ボラン カーズ・ミート横浜」。体験試乗やトークステージはもちろん、旬のクルマコンテンツが充実したイベントの模様をリポートしよう。
大小様々な体験型のコンテンツが充実
ル・ボラン主催のモーターイベント「ル・ボラン カーズ・ミート横浜」。今年の来場者数は10万5000人と過去最高を記録。天候に恵まれたことも後押しとなったが、何よりも今年は例年以上に体験コーナーが充実していて、多くの来場者に楽しんでいただけた。
例えばマツダ・ブースではクルマから給電された電気を使って遊べる「スロットカーコーナー」、BYDブースではブランドに関するクイズ&アンケートに答えて挑戦できる「キックボーリングチャレンジ」など、主に子供が楽しめる体験型コンテンツを提供。
恒例となっている「三菱4WD登坂デモ」や「スバル・アイサイト体験試乗」はアトラクション要素も満載だからか、家族連れや友人グループで楽しんでいる姿が印象的であった。来場者が最新モデルのステアリングを握れる「体験試乗コーナー」は相変わらずの大盛況ぶりで、開場前から長蛇の列ができていた。
また、多くの展示車は外から眺めるだけではなく、実際にクルマに触れて、ドライビングシートに座ることも可能。展示車の近くには、基本的に各ブランドの広報やスタッフが常駐しているので、ざっくばらんにコミュニケーションを取りながらクルマについて聞けるのもこのイベントの大きな魅力のひとつと言えるだろう。
また、メディアでの執筆や出演等で活躍するモータージャーナリストの方々と一緒にイベント会場を練り歩けるエクスクルーシブなツアーも行なわれた。事前申し込み制ではあったものの、ジャーナリストが詳細に、時にはユーモアを交えて車両&ブース解説を行ない、参加者にとっては満足度の高いコンテンツであったに違いない。
規制を乗り越え活気を完全に取り戻した「ル・ボラン カーズミート横浜」。来年はどんな新しい体験が待っているのか、今から楽しみにしていてほしい。
最新モデルの体験試乗コーナー
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イベント開始前から受け付け待ちの列ができる体験試乗。最新モデルや電気自動車など、国内外問わず様々なメーカーの最新モデルに乗れる機会は貴重。毎回、朝イチから並ぶ“顔なじみ”の方も多数いるイベントNo.1人気コンテンツ。
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[試乗車両16台]レンジローバー・ヴェラール/ジープ・ラングラー・アンリミテッド・スポーツ/ルノー・アルカナ E-TECHエンジニアード/フォルクスワーゲンID.4/BMW X2/日産アリアe-4ORCE/ホンダ・アコード/マツダ・ロードスター/スバル・ソルテラ/三菱トライトンGSR/三菱デリカミニ/テスラ・モデルY/トヨタbZ4X/レクサスLBX/レクサスNX350/BYD ATTO 3
- [試乗車両16台]レンジローバー・ヴェラール/ジープ・ラングラー・アンリミテッド・スポーツ/ルノー・アルカナ E-TECHエンジニアード/フォルクスワーゲンID.4/BMW X2/日産アリアe-4ORCE/ホンダ・アコード/マツダ・ロードスター/スバル・ソルテラ/三菱トライトンGSR/三菱デリカミニ/テスラ・モデルY/トヨタbZ4X/レクサスLBX/レクサスNX350/BYD ATTO 3
BBSホイール比較試乗体験
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純正ホイールとアルミ鍛造ホイール「RF」を装着した2台のデモカーを乗り比べる比較試乗。LM-R DB-BKBDを装着したBMW M2のデモカーや2022年よりF1に独占供給している18インチホイールを展示。
三菱4WD登坂体験
スバル・アイサイト体験試乗
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「ぶつからないをサポートする技術」でお馴染みのスバル・アイサイトを特設コースで体験。ブレーキを踏まなくても障害物の手前で停止してくれる安全技術を体験できるのと同時に、運転時の安全意識の重要性もレクチャー。
ブレンボ
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モノブロックキャリパーを装着したレクサスLM TOM’SコンプリートとBMW M4コンペティション3Dデザインデモカーを展示。ブレンボジャパンCEOのアレクサンダー・グラマティコフ氏も会場に訪れていた。
ホソカワコーポレーション
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「1221 wheels」と「INOZETEK」の双方とコラボしたランボルギーニ・ウルスを展示。INOZETEK(イノゼテック)のカラープロテクションフィルムは艶やかな「メタリック・ミッドナイト・パープル」を使用。
パナソニック オートモーティブ
スーパーカー移動ミュージアム
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ケンオクヤマによるワンオフモデル「コード61」の展示に加え、移動ミュージアムの中にはCAEアリタリアカラーのランチア・ストラトス、フェラーリ365GT4BB、ランボルギーニ・カウンタック25thアニバーサリーが鎮座。
国土交通省
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国土交通省が推進するASV(Advanced Safety Vehicle)に関する情報を一般ユーザー向けに発信するウェブサイト「Drive Safe!」。ル・ボラン誌連載「DST」ステージにも加わり、石井昌道さんらと共に特別講座が行なわれた。
自動車メーカーブース
ブランドによっては体験コンテンツやカタログ配布などを行なった。マツダはクルマから給電された電気による「スロットカーコーナー」、BYDはクイズ&アンケートに答えて挑戦できる「キックボーリングチャレンジ」などを企画。
フォルクスワーゲン・ゴルフ50周年記念展示
メインステージプログラム
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ステージでは土曜は竹岡圭さんと嶋田智之さん、日曜は竹岡圭さんがMCを務め、モータージャーナリストによるクロストーク、ル・ボラン編集部の公開編集会議、出展ブランドによるPRタイム&クイズ大会など盛りだくさんの内容を展開。
グラウンドイベント
ミニカーショップ KENBOX
グッドラックフィールド
プレミアムウォーター
遠藤イヅル作品展
特製エコバック
展示車両52台(一部展示車含まず)
【開催概要】
・開催名称:ル・ボラン カーズ・ミート横浜 2024
・開催日時:2024年5月18日(土)10:00~17:00/2024年5月19日(日)10:00~17:00
・開催会場:横浜赤レンガ倉庫(〒231‐0001神奈川県横浜市中区新港一丁目1番)、屋外イベント広場、赤レンガパーク、新港地区7街区
・入場料:無料