ドイツには博物館からサーキットまで、自動車好きなら一度は訪れてみたい聖地とも言える場所がいくつも存在しています。JALPAKはドイツ車の4大ミュージアムからプライベートミュージアム、そしてニュルブルクリンクを巡るツアーを企画しました。ドイツ車の魅力を生まれ故郷で触れられる、実に貴重なツアーが予定されています。
ドイツ車を深く知ればカーライフが充実する
「自動車を発明した国」であるドイツは、米国、日本と並んで今なお、世界有数の自動車大国です。
「クルマは道が作る」とはよく言ったもので、速度無制限区間を持つ高速道路のアウトバーンがあるドイツ生まれのクルマは、高速域における操縦安定性に優れたモデルが多いのです。ポルシェのようなスポーツカーはもちろん、フォルクスワーゲン(VW)・ゴルフのような実用車も同様です。
世界一過酷なサーキットであるニュルブルクリンクの存在も大きいでしょう。今では世界中のメーカーがテストを行なっていますが、ドイツ車はその頻度とノウハウの蓄積が格段に多いのです。ここで鍛え上げられたドイツ車のハンドリングや耐久性、快適性が優れているのは、至極当然と言えるでしょう。
また、ドイツには長らく手工業を中心に様々な職種にプロフェッショナルを育成する「マイスター制度」があります。これがドイツ車の優れた品質を生み出す背景にあることは、想像に難くありません。
そんなドイツ車には、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、ポルシェ、VWなど、世界に名だたるブランドがいくつも存在しています。各ブランドには、それぞれに成り立ちのストーリーや長く興味深い歴史があり、その歴史を深く知ることは、カーライフをより充実したものにしてくれるでしょう。
そんなドイツ車の歴史を知るには、各ブランドの博物館に行くのがオススメです。
シュトゥットガルトのメルセデス・ベンツ博物館は、自動車の始まりから現代までの変遷や安全性能の進化、モータースポーツの歴史を俯瞰して見ることができます。メルセデス・ベンツの歴史だけにとどまらず、「自動車の歴史」全体を感じることができる充実した展示はドイツ随一です。
同じくシュトゥットガルトにあるポルシェ博物館は、スポーツカーメーカーであるポルシェの栄光の歴史や、レーシングカーと市販モデルの開発ストーリーなど、ファン垂涎の展示が魅力です。
ミュンヘンの本社工場に隣接したBMW博物館は、航空機用の星形エンジンからスタートした歴史の解説や、戦前~現代の2輪・4輪モデルが数多く展示され、エンジンにこだわりのあるブランドであることがよく解ります。隣接するBMWワールドでは最新モデルやコンセプトカーにも触れることができます。
同じバイエルン州のインゴルシュタットにあるアウディ本社敷地内にあるアウディ・フォーラムは、前身のアウトウニオン設立のストーリーや、クワトロに代表されるアウディの「技術による先進」の歴史を知ることができます。
ドイツには、他にも様々な自動車博物館があります。ラーデンブルクのカール・ベンツ自動車博物館は、1906年にカール・ベンツが建てた工場を使った私設博物館で、カール・ベンツとその妻ベルタの功績を称える展示は必見です。
ディートツェルツタールのロー・コレクションでは、世界屈指のスポーツカー/レーシングカーコレクションに圧倒されることは間違いありません。
今回は、ここに挙げた博物館やニュルブルクリンクを訪れる8日間のツアーをJALPAKが企画しました。ツアーには、ドイツ車と日本車に造詣が深いドイツ在住モータージャーナリストのアレキサンダー・オースタン氏がナビゲーターとして同行し、日本からドイツへのフライトは、JAL直行便のビジネスクラスまたはプレミアムエコノミークラスを使用します。
ドイツ車の魅力に、その生まれ故郷で触れるプレミアムな体験。自動車好きとしてはまたとない機会であり、見逃す手はないでしょう。
JALPAKブランド誕生60周年特別企画・ドイツ車4大ミュージアムとニュルブルクリンクを訪ねる8日間
ドイツ車の4大ミュージアムを中心とした自動車博物館巡りと、ニュルブルクリンクを訪ねる8日間のプレミアムなツアーをJALPAKが企画。各自動車メーカーの成り立ちから未来までを深く知ることができる旅となり、本誌でも執筆するドイツ在住モータージャーナリスト、アレキサンダー・オースタン氏が旅のナビゲーターを務めます。自動車を通して、ドイツ文化を堪能できるツアーとなります。出発日は2024年11月18日(月)、2025年1月27日(月)、2月17日(月)の3行程から選ぶことができます。
★1月27日(月)出発はツアー催行が決定しています。
※8月27日現在の情報です。最新のツアー催行状況はツアーページにてご確認ください。
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