第32回でもご覧いただいたものだが、このMPC製キットの作例をお見せしておこう(制作:畔蒜幸雄)。前述の通り裾の絞り込みが強いボディは成型が困難そうだが、MPCではフロントのロワー・バランスパネルをボディと一体で成型していた。本文で述べられているように、さすがは実車図面に基づくプロポーションの良さではあるが、実車と比べるとほんの少し重みや量感のない造形のように感じられる。 写真:畔蒜幸雄、羽田 洋、秦 正史 記事にもどる