歴史的なモデル30台の展示も
アウトモビリ・ランボルギーニは11月29日(金)、東京新宿区の国立競技場にてLamborghini Day Japan(ランボルギーニ・デイ・ジャパン)を開催した。
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このイベントではウラカンの後継車種であるTemerario(テメラリオ)のAsia Pacific Premiere(アジア・パシフィック・プレミア)を実施。ランボルギーニにとって3番目の、そして最後のHPEV(ハイパフォーマンス)である、テメラリオの実車が披露された。
これに併せ、日本およびアジア太平洋地域、そしてヨーロッパからオーナーやメディア、ファン500人以上が集まり、130台のランボルギーニが東京の街を走行するパレードを実施。400GTやエスパーダ、ウラッコ、ジャルパをはじめとした30台のクラシック・ランボルギーニを国立競技場に展示、それとともにレヴエルト、ウラカン・ステラート、ウラカン・テクニカ、ウラカンSTO、アヴェンタドールLP 780-4ウルティマエも会場を彩った。
パレードランは東京プリンスホテルをスタート地点とし、アウトモビリ・ランボルギーニのチェアマン兼CEOステファン・ヴィンケルマン氏の開始の合図を皮切りに、六本木、表参道、原宿を経て、ゴール地点の国立競技場に到着。
注目の集まるテメラリオについて次々とコメントが
ヴィンケルマン氏は今回のイベント、そしてテメラリオについて次のように述べている。
「日本のランボルギーニのお客様やファンの皆様の情熱にはいつも圧倒されます。テメラリオのアジア・パシフィック・プレミアを祝すにあたり、正真正銘の『Fuoriclasse(フォリクラッセ)』であるテメラリオは、技術面とデザイン面の両方で卓越性と革新性を体現しています。
テメラリオは、コル・タウリ(Direzione Cor Tauri)戦略における電動化ラインナップを完成させた重要なマイルストーンです。テメラリオをもって当社は全モデルをハイブリッド化した最初のラグジュアリーカー・ブランドとなりました」
アジア・パシフィック・プレミアでは、ヴィンケルマン氏のほか、デザイン・ディレクターのミィティア・ボルケルト氏、プロダクトライン・ディレクターのパオロ・ラチェッティ氏らが500人以上のゲストを前にステージに上がり、待望のテメラリオを披露。本イベントは、多数のゲストにデザインの特徴と卓越した性能について知ってもらう特別な機会になったとのことである。
また、チーフ・マーケティング&セールス・オフィサーのフェデリコ・フォスキーニ氏、アフターセールス・ディレクターのアレッサンドロ・ファルメスキ氏、リジョン・ディレクター・オブ・アウトモビリ・ランボルギーニ・アジア・パシフィックのフランチェスコ・スカルダオーニ氏、ヘッド・オブ・アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンのダビデ・スフレコラ氏も出席。
スカルダオーニ氏は以下のようにコメント。
「テメラリオのアジア・パシフィック・プレミアを日本で開催できることを大変嬉しく思います。920CV(ps)を誇るツインターボV8ハイブリッドシステムが最高レベルのパフォーマンスと最先端のハイブリッド技術を実現するテメラリオは、ランボルギーニの限界を打ち破るというコミットメントを体現し、パワーと独自性において新たな基準を打ち立てています。オーナーとなる皆様には新たなランボルギーニを運転する感動を味わっていただけると確信しています」
スフレコラ氏のコメントは以下の通り。
「130台のランボルギーニと、日本、アジア太平洋地域、ヨーロッパから500名を超えるゲストを東京にお迎えできたことを嬉しく思います。ランボルギーニ・デイ・ジャパンは、毎年、お客様、メディア、ファンの皆様と交流する素晴らしい機会となっています。今年はテメラリオが披露され、より思い出深いものとなりました。テメラリオは、日本で非常に高い評価を受けると確信しています」
テメラリオはレヴエルトに続くランボルギーニのHPEV(ハイパフォーマンスEV)の2番目のモデル。新しいハイブリッド・パワートレインは、ツインターボV8エンジンと3つの電気モーターを組み合わせ、920CVを実現した。当日はレヴエルトやウルスSEといった最新モデルや、ディアブロSE30イオタをはじめとした歴史的なモデルも展示された。
また、Ad Personam(アド・ペルソナム)エリアでは、ランボルギーニならではのカスタマイズの世界がゲストたちに伝えられた。アド・ペルソナムはランボルギーニ独自のパーソナライゼーション・プログラムのことであり、エクステリアやインテリア、カラーやトリム、オプション、特別仕上げの無限の可能性の中から、自分だけの1台を作ることができるというものだ。
さらに当日の会場では、ランボルギーニのパートナーブランドであるTod’s(トッズ)、Ducati(ドゥカティ)、Lavazza(ラヴァッツァ)、Technics(テクニクス)、Champagne Carbon(シャンパンカーボン)もイベントに華を添えたということである。