タイヤにはホワイトウォールが白いプラスチックの部品で備わっている。4輪分あればよいはずがもう1輪分余計にパーツがあるのは、このスプルーは1950年代車の各キットに共通のものであるためだ。具体的には、1957年型シボレー・ベルエアでトランク内部が再現されており、そこに収まるスペアタイヤ用も含めて、5輪分のホワイトウォールが必要となっていたからである。なお、AMTアーテルのエドセルにはコンチネンタル・キット付きバージョンも存在するが(品番30033)、こちらのスペアタイヤではホワイトウォールを使うわけではない。
写真:羽田 洋、秦 正史