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【スクープ】トヨタ次期「スープラ」は“フェラーリ顔”に?「アマルフィ」ベースの予想CGに見る現実味と、新開発エンジンへの期待

次期トヨタスープラの予想CG
次期トヨタスープラの予想CG
次期トヨタスープラの予想CG
ホンダプレリュード
フェラーリアマルフィ
フェラーリアマルフィ
フェラーリアマルフィ

トヨタ「クラウンスポーツ」とフェラーリ「プロサングエ」にも共通するデザイン性も

トヨタの人気スポーツカー、「スープラ」の次期型は、フェラーリの新型V8クーペ「アマルフィ」に似たデザインになるのではという憶測がまことしやかに世界で流れている。提携する人気デジタルアーティスト、Theottle氏はその噂を実際に試すべく、アマルフィに少し手を加えてスープラ次期型を予想した。

【画像6枚】フェラーリ・アマルフィ似!? と噂されている時期トヨタ「スープラ」の予想CGを見る

次世代モデルへのリリース感覚は短縮の可能性も

フェラーリの最新モデルであるアマルフィは、イタリアンデザインとパフォーマンスの魅力的な融合を、同社のエントリーレベルラインナップにもたらしている。クラシックなグランドツアラーのプロポーションを持ち、ボンネットの下には、強力なV8ツインターボエンジンを備えている。

そして、そのロングノーズと切り詰められたリア、ダイナミックで筋肉質のフェンダー、流麗なプロポーションは、どんなスポーツカーにも流用できそうだ。Theottle氏により具体化された予想CGだが、巧みな視覚的調整を駆使し、フェラーリ「アマルフィ」を、次世代トヨタGRスープラとして再構築している。完成したレンダリングCGは、実に洗練された外観を持ち、その変身は驚くほど完成度が高い。

通常、フェラーリをトヨタ車に変身させるには、大幅な外観の変更が必要に思える。しかし、同氏は必ずしもそうではないことを証明している。アマルフィの画像と並べて比較すると、変更点は驚くほど最小限であることがわかるのだ。架空のスープラは、ヘッドライトのデザインが変更され、グリルがわずかにワイドになっているが、バンパー下部とボディワーク全体は変更されていない。

イメージチェンジの仕上げとして、アーティストはフロントフェンダーからフェラーリのシールドを外し、ノーズとホイールにトヨタのバッジを取り付けた。ボディカラーは、トヨタ「プリウス」に使用されているカラシイエローと近いため、トヨタの美学に完璧に合致している。

ご存知の通り、フェラーリとトヨタの視覚的な共通点に関する議論は、数年前から話題となっている。2019年に発売されたフェラーリ「SF90」は、トヨタのハンマーヘッドスタイルのノーズと、それほど変わらないフロントエンドデザインを採用している。このノーズデザインは現在、トヨタのラインナップに多く採用されている。最近では、トヨタ「クラウン・スポーツ」SUVが、フェラーリ「プロサングエ」の廉価版と揶揄されている。

また、SNSではアマルフィが、ホンダ「プレリュード」といくつかのデザイン要素を共有していることも指摘されている。ヘッドライト間の細いグリルと、同様の形状のバンパーインテークは確かに似ている。

フェラーリのデザイナーが主流ブランドからインスピレーションを得たかどうかは、定かではない。いずれにせよ、次世代トヨタ「セリカ」と「スープラ」のスタイリングにフェラーリの影響が見られるかどうかは、注目に値するだろう。なお、気なるスープラの未来だが、すでに報じた通り、第5世代と第6世代のモデル間のリリース間隔は「大幅に」短縮される可能性がありそうだ。

現段階で予想されるパワートレインは、トヨタがスバルおよびマツダと共同で行った「マルチパスウェイワークショップ」で発表した、新開発2.0L直4ターボエンジンで、なんらかの電動化がなされると予想される。この場合、「スープラA90 Final Edition」が搭載するBMW製3.0L直6ターボの最高出力435ps以上が期待できるほか、BEVモデルも十分考えられる。

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