
今年は35台(うち25台はPHEV)がイベントを支えた
イギリス・サマセット州で2025年6月25日から29日に開催された世界最大級の音楽イベント「グラストンベリー・フェスティバル 2025」において、ディフェンダーが3年連続でオフィシャル車両パートナーを務めた。
【画像17枚】野外音楽フェスでのディフェンダーの活動ぶりを見る!
今年は35台のディフェンダーが提供されたということだが、そのうち25台のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルが、会場に点在する100を超えるステージにヘッドライナーたちを送迎する専用車として使われた。残りの10台は同イベント運営チームのサポートとして活躍。そのうち2台には、ディフェンダーのパーパス・パートナーでもある英国赤十字社から提供された自動体外式除細動器(AED)が搭載されていた。
ディフェンダーの世界観を体現したキャンプサイトも
卓越したオールテレイン走破能力を誇るというディフェンダーは、900エーカーにもおよぶ会場内の隅々までパフォーマー、スタッフ、救急隊員の移動をサポートしたという訳で、同ブランドにとっては誇るべき実績と言えるだろう。なお、PHEVモデルの充電は、会場内の太陽光発電パネルアレイによって発電された電力が利用された。
また、グラストンベリー郊外には、ディフェンダーの持つ世界を体現した特設キャンプサイトが用意された。これはアーティストやゲストのためのもので、ジェナ・オルテガ、アニャ・テイラー=ジョイ、ソフィー・ターナー、ジェイミーXX、サブリナ・エルバ、ゲッツ、セス・トロクスラー、キーナン・ロンズデール、バッシーなどのVIPゲストやセレブリティたちが来場したという。
ディフェンダー担当マネージング・ディレクターであるマーク・キャメロン氏は次のように述べている。
「3年連続で『グラストンベリー・フェスティバル』のオフィシャル車両パートナーとして、人々の冒険や特別な体験、そしてミュージックスピリットを讃える、英国を象徴するイベントのサポートをすることができとても誇りに思います。
(中略)あらゆる困難を乗り越える『DEFENDER』PHEVモデルは、高い信頼性とオールテレイン走破能力で、どのような状況においてもフェスティバルの円滑な運営を支えます」
ディフェンダーと「グラストンベリー・フェスティバル」との関係は50年以上にわたる。1970年からWorthy Farmで行われている同イベントを主催してきたイーヴィス家は、農場でもランドローバーの車両を使用してきた。1970年の「グラストンベリー・フェスティバル」初開催時の写真には、「ランドローバー・シリーズII A」の姿が確認できる。
また、主催者のマイケル・イーヴィス氏はアニバーサリー・エディションの鮮やかな赤のディフェンダー90を愛用しており、「グラストンベリーのランディマン(ランディはランドローバーの愛称)」というニックネームで呼ばれているほどだという。