メタセコイア並木(No.061)
見事な並木道を生んだのは生きた化石メタセコイア。
琵琶湖西岸、マキノ町郊外にある美しい並木道。道の両側にそびえ立つのはメタセコイアの大木で、琵琶湖側から内陸に向かって約2.4kmのロングストレートがまっすぐに延びていく。ちなみにメタセコイアというのはスギ科の針葉樹で、国内では化石でしか見られなかった植物。その現生種が第二次大戦中に中国奥地で発見され、戦後、苗木が日本各地で植樹された。いわば「生きた 化石」の並木道である。昭和天皇が歌会始で詠まれたアケボノスギ(曙杉)はメタセコイアの和名。
◎正式名称/県道287号/町道牧野線
◎区間距離/2.5km(高島市マキノ町)
◎冬季閉鎖/なし
◎撮影時期/5月上旬