鯖街道(No.060)
若狭湾から京の都へ海の幸を運び続けてきた道。
周山街道(国道162号)や敦賀と大津を結ぶ西近江路(国道161号)など、畿内と日本海を結ぶ主要道の大半は、古くから都へと海産物を運んできた道。広い意味での鯖街道である。その代表格が若狭路とも呼ばれる国道367号/303号。琵琶湖西岸のやや内陸寄りを抜けていく道はのどかな雰囲気がたっぷり。若狭国の入口、熊川宿には国道303号の旧道に沿って、古い家並みがたっぷりと残っている。
◎正式名称/国道27/303/367号
◎区間距離/74km(京都市-小浜市)
◎冬季閉鎖/なし
◎撮影時期/5月上旬