HONDA Civic Type R
●制動距離:39.5m(★★★★)
タイヤの摩耗状態とウェット性能が大きく影響するテストだが、最近はABSのロバスト性も重要な評価ポイントだ。シビック・タイ プRが選んだタイヤはコンチネンタル・スポーツコンタクト6。フロントは7分山くらいだが、ウェット性能は悪くない。操舵と同時に強くブレーキを踏むとABSが作動するが、結果的にはライントレースよりストッピングパワーが優っていた。このクルマのキャラクターを考えると、もっとライントレースを重視したシャシー性能が必要ではないだろうか。2回目のテストで若干ステアリングを先行させてブレーキを踏むと、ABSが低μだと誤判定しやすく、リアブレーキが効きにくくなる。実際にABSがブレーキの液圧を抜きすぎて制動力が低下した。ライントレース性を高め、ABSのロバスト性を改善したほうがいいだろう。