この道、この旅。

【YANASE presents】「この道、この旅。」~北海道 ニセコパノラマライン 編

美しい国を、愛しいクルマで

in Collaboration with ヤナセ

 

FILE.21 北海道 ニセコパノラマライン(北海道道66号) 編

全国のヤナセから試乗車を借り、ドライブに出かける本企画。今回の舞台は、夏に絶好のドライブシーズンを迎える北海道。爽快な運転とダイナミックな眺望が楽しめるニセコパノラマラインをメインロードに、室蘭、洞爺湖、小樽などの観光スポットもダイジェストで紹介します。

新千歳空港から道央自動車道で室蘭方面へと走り、登別室蘭ICで降りて、絵鞆(えとも)半島を巡り洞爺湖へ。湖畔の北海道道578号を洞爺湖町の交差点からメインロードとなる北海道道66号へアクセス。チセヌプリを越え、北海道道604号から国道5号で小樽に立ち寄り、朝里ICから札樽自動車道で新千歳空港へとった。

このスケール感は北海道でしか味わえない

多くの旅行者が訪れる夏の北海道。冬は上質なパウダースノーを求めて国内外から多くのビジターが訪れるのは有名な話だが、昨今は夏も急増しているそう。北海道の大自然、食、気候は、世界中を虜にしているのだ。そして、夏の北海道を大いに満喫しようとするならば、クルマでの移動が最良の選択。さらにステアリングを握るのがいつものメルセデスなら……きっと素敵な旅を演出してくれるだろう。

チセヌプリを下り岩内方面へ走ると北海道道604号に合流する。この道は裏ニセコパノラマラインの愛称で呼ばれ、長い直線路やワインディングが楽しめる。この時期は、ちょうど菜の花が満開だった。

今回は、新千歳空港近くにあるプレミアムカー レンタル千歳にて新型Aクラスをお借りした。道央の中でも西側、羊蹄山を中心に時計回りにぐるりと巡るドライブコースをご提案しよう。

日中は多くの観光客が訪れる小樽。駐車場も点在しているコンパクトな街なので、歩いて散策するのがオススメ。

「ハイ、メルセデス!」「トッカリショ岬まで行きたい」と、AI搭載のオンライン音声認識機能「MBUX」に語りかけ、目的地を設定してから旅をスタート。優秀にもピンポイントで場所を指し示してくれ、千歳ICから道央自動車道に乗りAクラスを走らせた。

北海道は見所も豊富だが、言わずもがな移動距離も長い。よって走りの質感や居住性が高ければ、そのぶん旅の楽しさは増してくる。そんなことを実感しながらAクラスを走らせれば、1時間と少しで室蘭のトッカリショ岬に到着。幸運にも岬に漂う雲海が出迎えてくれ、壮大な景色を見ることができた。

雲海が覆うトッカリショ岬。写真は夕方に撮影したものだが、日の出の頃に再訪すると、海だけでなく崖の上まで雲海が覆いかぶさる幻想的な風景を見ることができた。

室蘭を出発して、昭和新山を臨みながら1時間ほど北上すれば洞爺湖が見えてくる。湖畔を走る北海道道578号も爽快なドライブを楽しめるが、周辺にはカフェや見所も多く、温泉も多いので小休憩には最適だ。

洞爺湖の周りには昭和新山や洞爺湖温泉など見所が多数。

そして、洞爺湖町の交差点から今回のメインロードの元となる北海道道66号がスタート。羊蹄山を目の前に見ながら走っていると、景色は次第に北海道らしいスケール感を帯びてくる。ニセコアンヌプリ国際スキー場を過ぎれば、いよいよパノラマラインと呼ぶにふさわしい道となる。

牧場を悠々と歩き回るダチョウに餌をあげられるニセコ第二有島ダチョウ牧場。無料で開放されている。

フロントウインドー越しの景色がゆっくりと開かれながら、長く緩やかなワインディングロードを駆け上がり、最後に待ち受けるタイトコーナーで目の前にアンヌプリの景色が眼前にパッと広がる。回りきるとまた次の眺望へとバトンタッチし、それを繰り返す。そう、このゆっくりとした景色の展開が、ニセコパノラマラインのハイライト。また、Aクラスは、アクセル開度と体感速度の一体感もあり、軽快な運転を楽しむことができた。

ループ状の橋が目の前に掛かる朝里ダム。橋を走りながらダムの放水を見られるダイナミックな光景に出会えることも。

走りながら、プレミアムカー レンタル千歳には、Cクラス カブリオレやAMGモデルなども配備されていることをふと思い出した。クルマが変われば、この道の味わいも変わるだろうと。北海道のドライブは、相棒選びがキーなのかもしれない。

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