1966年8月17日、リバーサイド・レースウェイでケン・マイルズが事故死した際にドライブしていたのが、通称“Jカー”だ。事故の原因を含め未だ謎の多い存在だが、MkIIの後継として開発された実験車で、アルミハニカム製のモノコックとブレッドバン風のボディスタイルが特徴。テストの過程ではオートマチックも試されたという。しかしマシンバランスの悪さなど諸問題が解決せず計画は中止。その経験はMkIVに生かされることとなる。 ルボラン2020年4月号より転載 記事にもどる