効率とパフォーマンスのバランスを実現したパワートレイン搭載の「ジュニア イブリダ」は約525万円、最初の顧客への納車は第2四半期を予定
「アルファロメオ・ジュニア」のハイブリッド・バージョン「イブリダ」の価格と仕様が、2025年2月末の受注開始に先駆けて決定した。イブリダは、すでに156hpまたは280hpの電動パワートレインが選択可能なジュニアのラインナップに加わる最新モデルで、48Vバッテリーと21kWの電気モーターを組み合わせ、パフォーマンスと効率の融合を実現している。
ジュニア イブリダは136hpの48Vハイブリッドエンジンを搭載し、48Vリチウムイオンバッテリーと21kWの電気モーターを6速デュアルクラッチギアボックスに組み込んだ。この組み合わせにより、低速走行時や軽負荷時には電気のみでの走行が可能で、効率的な市街地走行が可能になる。
イブリダには特徴的なレジェンダ・スクデット・グリル、17インチ・ダイヤモンドカット・アロイ・ホイール、LEDヘッドランプとテールランプ、グロスブラック・ミラーカバー、レイン・センシング・ワイパー、リア・パーキング・センサー、キーレス・ゴーが標準装備されている。
インテリアでは、ブラック/ブルーのクロスが施されたアイコナ・シート、吹き出し口を照らす8色のアンビエント照明、センタートンネル、10.25インチの設定可能なカノッキアーレ・インストルメント・クラスター、10.25インチのドライバーオリエンテッド・センタースクリーン(Apple Car PlayおよびAndroid Auto対応)、60/40可倒式リアシートが装備される。 アダプティブ・クルーズ・コントロール、自動緊急ブレーキ、e-Call、アルファロメオ・コネクテッド・サービスなどの安全システムを標準装備した。
【写真17枚】コンパクトで実用的なサイズにイタリアンスタイルの「ジュニア イブリダ」
ジュニア イブリダは、コンパクトで実用的なサイズにイタリアンスタイルを取り入れたモデル。全長4.1m、全高1.5mで、市街地走行に適している。トランクはセグメント最大となる415Lの荷室スペースを備え、日常的な実用性を提供。アルファ・コネクト・サービスが標準装備され、Amazon AlexaとChatGPTを利用した音声アシスタントにより、コネクティビティとユーザーとのインタラクションが向上する。
また、ジュニア イブリダは、追加パックを選択することでさらに充実させることができる。テクノロジー・パックでは、LEDマトリクス・ヘッドランプ、ワイヤレス充電パッド、フロント、リア、サイド・パーキング・センサー、アダプティブ・クルーズ・コントロール(車線中央維持機能付)、トラフィック・ジャム・アシストが追加されます。プレミアムパックでは、カーゴフレックスキット、ダークティンテッドリアウインドウ、レザーステアリング、ブラック塗装ボディキット、シートヒーター&マッサージ機能が追加される。
イブリダは、156hpと255マイル(約410km)の航続距離を誇る「エレトリカ」と「スペチアーレ」、そして280馬力の「ヴェローチェ」とともに、ジュニア・レンジを完成させる。ジュニア ヴェローチェはアルファロメオのDNAを象徴するモデルで、トルセンディファレンシャル、ロアサスペンション、スポーツスタイリングキットを装備している。アルファロメオ・ジュニア イブリダは今月末に注文可能となり、英国価格はOTRで27,895ポンド(約525万円)からとなる。
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