コラム

近藤真彦さん率いる「KONDO RACING」主催の「イイコトチャレンジ」に参戦!

12回目を迎えた今回は2700名あまりがエントリー

1月18日(土)、新横浜の日産スタジアムで開催された第12回イイコトチャレンジ5時間リレーマラソンに参加してきました。

国際競技場である日産スタジアムのトラック部分と敷地内の連絡路を結ぶ一周1.592kmのコースを使い、1チーム2名から9名の編成で襷を繋ぎ走行距離を競うものです。マッチこと近藤真彦さん率いるKONDO RACINGと彼の所属事務所であるエムケーカンパニーが主催の大会です。

【画像34枚」イイコトチャレンジのフォトギャラリーはコチラ

リレーマラソンには一般の部と企業対抗の部があり、そのほかソロで走るハーフマラソン、小学生ランや未就学児向けのキッズランなどがこのイベントには組み込まれています。

今回は、自動車メディア編集者、某高級自動車ブランドのマーケッター、モータージャーナリストや私のようなライター、自動車関連コンサルタントなどの9名で参加しました。

私たちの「自動車メディアチーム」は、最年少の41歳を含む40代が5名、50代が2名、60代が2名で、そのうち65歳の私は最年長ではないですか。

レース当日朝は、各自日産スタジアム西ゲートに集合です。受付がここにあり、リレーマラソンが始まるとエイドステーションもこのエリアに設けられます。キッチンカーもいくつか出ていました。

また、NISSAN GT-R NISMO GT3レースカーを展示していた日産自動車大学校をはじめ、横浜ゴムや神奈川県警なども展示ブースを出展していました。中でも元警察官が所有するナンバー付き1968年式ポルシェ912パトカー(911ではない)は珍しく、つい繁々と眺めてしまいました。

この日は晴天でしたがやはり気温は低く、集合時間の8時時点では5度です。寒さに震える中、9時半からの開会式が終わると、10時には一斉スタートを迎えました。

我がチームは最年少のSさんがスタート担当です。張り切ってスタートしていきました。その後のランナーはそれぞれ1周または2周続けて走って交代するルーティンだったので、9番目の私が最初に走ったのはスタートから1時間後くらいでした。

コースはほぼ平坦で、トラックからスタジアムの連絡路に移って1回目のヘアピンを周り、エイドステーションを通過して新横浜方面に向かうブリッジの上で2回目のヘアピンをクリアすると、再びトラックへと繋がっています。スタジアムでは、応援の歓声が響き、ちょっといい気分で走れます。

仕事の都合で、二人が途中離脱しましたが、15時のゴールはやっぱり感動的でした。一時15度まで上昇した気温は、この時点でまだ10度前後にまで下がっていたので寒さは堪えましたが、急増であった我がチームにも一体感が生まれ、「またやりましょう」を合言葉に解散となりました。成績は74チーム中44位でした。
ここでは主催者の近藤真彦さんへのインタビューもさせていただきました。

「イイコトチャレンジは、元々なんか良いことしようよ、ということで、実はマラソン大会ではないところからスタートしているんです。その後、ある時期僕がマラソンにハマっていたんだけど、これって体に良いよねっということで、マラソン大会になった経緯があります。それが発端ですね。サーキットでもずいぶんやったんですよ。

筑波サーキット、袖ヶ浦サーキット、それから富士スピードウェイですね。つまりね、皆さんにはサーキットで走って欲しかったわけです。僕たちのレースカーが走る場所で走ってもらいたかった。

日産スタジアムで開催するのは5回目くらいかな(実際は7回目でした)。レーシングチームのメンバー達にも走ってもらってね。今回はSUPER GTのセパン(マレーシア)テストと重なっていてドライバーは不在なんだけど、チームKONDOのメカニックの半分は参加しているし、トムスもルーキーレーシングも参加してくれています。

横浜タイヤのチームなんかはかなり本格的で、体育会的なメンバーで臨んでいます。でもランニングは気持ちいいですよね。僕が始めたのは44歳くらいの時です。ある時行きつけのバーで飲んでいたら、ランナー体形のダンディな人がいてね、足もスラッとしてカッコいいんですよ。

それから俺たちもやろうぜ、ということになってね。いちばんの記録はフルマラソンで3時間46分だったかな。和歌山県の熊野古道でやったレースなんですけど、仲間10人くらいで走ったんだけど7人はサブ4(4時間切り)でしたね。

それからトライアスロンにも行きました。モータースポーツではみんな目の色を変えるけど、このイイコトチャレンジはそれぞれのスタイルで走れば良いと思っています。今回は2,700人ほどがエントリーしていますけど、2,700通りの走り方で良いんです。しかも国際競技場ですからね、普段は走れないところなんで、特に子供達には喜ばれています。こんなイベントをこれからも続けていきたいですね」

このインタビューの後、西ゲート前エリアに展示中の日産アリアの前で写真撮影となりました。この時間に近藤さんが出てくるのを事前に知っていたかのように、あっという間に黒だかりのファンの方々に取り囲まれてしまいました。近藤さんも昨年還暦を迎えていまが、まだまだ人気は衰え知らずのようです。パワフルにライブステージを動き回っている姿は想像に難くありませんね。今後もファンの皆さんにこのようなチャンスを与え続けていただきたいと思います。

注目の記事
注目の記事

RANKING