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パワートレインのラインアップも豊富に
メルセデス・ベンツが、現在開発中のコンパクト・クロスオーバーSUV「GLB」次世代型プロトタイプにカメラが超接近、初めて鮮明に捉えた。
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同ブランドのコンパクトラインナップの中で、最も実用的なGLBは、より多くのテクノロジー、より優れたEVバージョン、そしてわずかに曲線的な外観になると予想される。
メルセデス・ベンツは、現在のライフサイクルの終わりにAクラスとBクラスのモデルを終了させると思われる。しかし、新世代のCLAセダンとシューティングブレークに加えて、完全新設計されるGLAとGLB がラインナップされ、コンパクトクラスは強力であり続ける。
厳冬のスウェーデン山中で給油中を捉えたプロトタイプは、現行モデルで魅力を引き立たせたボクシーなシルエットを保持しているが、丸みを帯びたエッジが追加されている。
全体的エクステリアは、ハッチバックスタイルを加味しているGLAとは差別化され、3列GLBの後継車であるということを強く感じるデザインだ。
フロントエンドには、現行型に似たスリムなLEDデイタイムランニングライトがヘッドライト上部に走っているが、よく見るとデュアルラインが確認できる。キャビンは、直立したテールと同様に、わずかに調整されているようだ。
後部では、「Smart Fortwo」のテールライトステッカーに似た、ダミーのテールライトステッカーで偽装されている。類似点といえば、スマートと形状とサイズが似ているかもしれないが、スマートはGeely製のアーキテクチャを採用、GLBは新しい「MMA」アーキテクチャーを基盤としているため、この2つのSUVには関連性はない。
CLAとGLAと共有する「MMA」は、完全電動とマイルドハイブリッドのパワートレインのオプションに対応している。最終的にEQBに代わる完全電動モデルは、最高出力272psのリア搭載電動モーター、または最高出力 380psのデュアルモーターセットアップのいずれかのオプションを提供すると予想される。EVは58kWhおよび85kWhのバッテリーパックで提供される可能性があり、その走行距離は、より空力的なCLAから予想される750km(466マイル)よりも短くなる。
ICE駆動のラインナップには、マイルドハイブリッド1.5L直列4気筒ターボガソリンエンジンを搭載、8速デュアルクラッチオートマチックトランスミッション内に小型電気モーターが積まれる。内燃エンジンは最高出力136ps、163ps、190psの3つのパワーレベルで提供され、電気モーターからさらに 27psが追加される。
また新型でも、現行GLB同様に前輪駆動(FWD)と全輪駆動(AWD)の両方の構成を提供。AMGパフォーマンスバージョンでは、パワーと効率を高めるために何らかの形のハイブリッドアシスタンスが採用されるはずだ。
メルセデスが来年、次期CLAを全面的に発表するときに、GLBと、それに密接に関連するGLA次期型に関するより具体的な詳細が明らかになると予想される。