
”ジェントルマンドライバー”の頂点に立ったのは
マクラーレンは2025年3月29日(土)、「McLaren Japan Simulator Challenge(マクラーレン・ジャパン・シミュレーター・チャレンジ)」のグランドファイナルを、東京都目黒区の代官山ガレージで開催した。
マクラーレン・ジャパン・シミュレーター・チャレンジは、プロ仕様のレーシング・シミュレーターを使ったバーチャルイベント。マクラーレン正規ショールーム4拠点(東京・横浜・名古屋・大阪)で実施した予選(タイムアタック方式)を勝ち抜いた“ジェントルマンドライバー”たちが、グランドファイナルへ集結、頂上決戦を行ったという訳だ。
使用するのは、Excape Entertainment社がマクラーレン専用に開発したというレーシング・シミュレーター。各ドライバーは、シミュレーター上の鈴鹿サーキットを舞台にマクラーレンのハイブリッドスーパーカー「Artura(アルトゥーラ)」で“エキサイティングなバトル”を展開した。
優勝者に贈呈されるのは、4月上旬開催のF1日本グランプリ「Formula 1 Paddock Club TM」のペアチケット。ピット真上に位置するホスピタリティラウンジでの観戦をはじめ、ピットウォークやパドックツアー、一流のケータリングサービスまで、「極上のF1観戦体験」を味わえるというチケットだ。
第1回となる本イベントの優勝者は、大阪からやってきたSHUNさん。12人のドライバーの頂点に輝いたSHUNさんは、次のようにコメントしている。
「マクラーレンは好きなブランドでしたが、ショールームにお邪魔したことはありませんでした。今回、家族がInstagramで見つけた広告をきっかけに応募。パドックスイート・ペア招待券を勝ち取ることができたので、鈴鹿サーキットで3日間観戦を楽しみたいと思っています。ありがとうございました」
マクラーレン・オートモーティブの日本代表・正本嘉宏は次のように語る。
「マクラーレンは、日本では’80-’90年代のマクラーレン・ホンダ、そして当時の伝説的なレーシングドライバー、アイルトン・セナとの栄光の歴史が有名ですが、実はF1だけでなく、インディ500やル・マン24時間耐久レースでも優勝している数少ないレーシングブランドです。
2010年に設立したマクラーレン・オートモーティブでは、60年以上に渡ってレースで培ってきたテクノロジーや知見をベースに開発したアルトゥーラ等、最高の軽量スーパースポーツカーを介して、お客様に痺れるようなドライビング体験をご提供しております。今回は初の試みとして鈴鹿F1 GPを前にそのエキサイティングな感覚をリアルではなくバーチャルの世界に広げより多くの方々と共有できる場を設けたく企画いたしました」