コラム

見渡す限りカーボンパーツが装着されてオプションも盛りだくさん!【吉田由美のスーパースポーツ驚愕オプション紹介】ランボルギーニ レヴエルト編

吉田由美 ランボルギーニ レヴエルト

残念ながらオプション価格は未公表です……

ランボルギーニの新型スーパースポーツカー「レヴエルト」は「アヴェンタドール」の後継車にして、ランボルギーニ初のハイパフォーマンス電動車両(HPEV)として登場! 6.5L V型12気筒自然吸気エンジン(NA)と3基の電気モーターを組み合わせ、総出力はなんと1015ps!!! まさにスーパー! だからこそランボルギーニは「PHEV」(プラグインハイブリッド)ではなく、「HPEV」と呼んでいます。

吉田由美 ランボルギーニ レヴエルトざっとご紹介すると、車両のやや後方にオブジェのように鎮座する新開発のV12エンジンは、最高出力825ps/9250rpm、最大トルク725Nm/6750rpmを発生し、これに3基の電気モーターが加わって、0-100km/hは2.5秒、最高速は350km/hをマークします。
【画像43枚】ランボルギーニ レヴエルトに備わるオプションパーツと吉田由美さんのフォトギャラリーを見る
フロントに2基、リアに1基の、合計3基の電気モーターと、3.8kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。組み合わされるのは8速湿式デュアルクラッチのトランスミッションで4WDシステムは電動を採用しています。
ランボルギーニ レヴエルトV12エンジンを収めるのは軽量で高剛性なカーボンファイバー製のモノコックボディで、自社開発の「モノフューゼラージュ」。短繊維のカーボンファイバーに樹脂を加えた「フォージドコンポジット」をフロントに採用し、ねじれ合成は従来より25%アップしています。
そして「ス―パー」を名乗るからには、スタイリングも重要な要素。エクステリアは、いかにもランボルギーニらしい戦闘的なデザインに加えてシャープなラインが加わって、新世代のデザインになりつつ、インテリアも未来感を感じるハイテクマシーン。アヴェンタドールの後継らしく、ドアは跳ね上げ式。これで一気に”スーパー感”がアップします。

ランボルギーニ レヴエルト試乗したのはランボルギーニ・ジャパンが広報車で導入したダークパープルのボディカラー。写真を見たときには一瞬、「え?」と思いましたが、実車だと意外や意外、なかなか素敵! ということでさらに個性を際立たせるオプションの世界をご紹介します。レヴエルトのオプションはカーボン! カーボン!! カーボンだらけでした。

●Altanero Shiny Black(21インチ、22インチ Forged)ランボルギーニ レヴエルト黒くピカッとではなく、抑え目の輝きが美しい「Y」をモチーフにしたより大型サイズのピアノブラックの5本スポークホイール。斜めからの角度にまでカットが入り、少し離れてみるとサクラの花にも見えるかも!? ブレーキキャリパーなどが丸見え。

●Aerodynamic door fin in Shiny Carbonランボルギーニ レヴエルトドア前方下部分に添えられたカーボン。よく見るとした部分は2段になり、少しボディパネルとの間に隙間。いかにも空力に効果がありそうなデザインパーツ。もちろん効果は高いのだと思いますが。

●Interior details carbon packageランボルギーニ レヴエルトもちろんインテリアにもカーボン増し増しが可能。メーターパネルまわりやエアコンの吹き出し口まわり、センターコンソールのエンジンスタート・ストップスイッチなど、目に入るほとんどの部分がカーボンとレザーという感じ。

●Steering wheel carbon package-Leatherランボルギーニ レヴエルト

リアルカーボンファイバーのスポーツステアリング。ハンドルの下部分と下のスポーク、ハンドル上部の1時から11時までカーボン、ほかの部分はレザー。赤のセンターマーキングがあります。ハンドル下部分にはイタリアカラーのモチーフ。手縫いのイエローのステッチがアクセントになっています。ちなみに縦長のパドルシフトもカーボン。

●Lamborghini Rear Logo in Matt Blackランボルギーニ レヴエルトカーボンのパネル中にマットブラックの「Lamborghini」のロゴ。マットにすると主張しすぎないので好感度大。

●SPORTIVA Trim-Ad Personamランボルギーニ レヴエルト

ランボルギーニのカスタムプログラム「アドペルソナム」。その中で「SPORTIVA」は、ランボルギーニのイメージカラーに採用されるような大胆な色合いを採用するプログラムで、今回はViola Pasifae(紫)を採用。ダッシュボードやセンターコンソールの内側、ドアトリムなど運転席と助手席のそれぞれを囲むようにボディカラーと同色のパープルのレザー。さらにシートまでパープルを採用しているので、内外装ともにパープルの印象が強く残ります。

●Exterior Lower Shiny Carbon Packageランボルギーニ レヴエルト

エクステリアの下部分にもカーボン多数。こちらもボディ下部分を囲むようにほぼカーボンが覆っていて、フロントのリップスポイラーほか細部になで複雑な形状のカーボンパーツが使われています。特にリア下のカーボンにはイエローのラインが入り、さらにパーツの存在感が高くなっています。

●Exterior Upper Shiny Carbon Packageランボルギーニ レヴエルト

エンジンのまわりやドアの開閉スイッチ、ドアミラー、フロントガラス下にもカーボン。

●Fully electric and heated seetsランボルギーニ レヴエルトスポーツティーなシートでもシートヒーターは必須。私は自分のクルマには「なにはともあれシートヒーター」としているぐらい。ドアが跳ね上げ式で、ドライビングポジション位置のまま乗り降りしにくいため、シートを動かす機会は多いはず。電動でシート位置調整が可能なのは嬉しいかも。

●Floor mats with keather piping and double stitchingランボルギーニ レヴエルト二重のステッチが入ったフロアマット。シートは主張する色合いなのでここはシンプル。
●Livery with stripe on rear diffuser in Verde Scandal/shockランボルギーニ レヴエルト後ろから見てもランボルギーニ! 挑発的なリアのディフューザーは、バック駐車の際にクルマ止めに注意! イエローはアクセントでもありますが、注意するという意味でもアリかも!?

●Touch Passnger Displayランボルギーニ レヴエルト助手席の前方にも細長いディスプレイがあり、スピード表示やシフトポジションなどドライビング状況を表示。むしろ喧嘩のもとになったりして!?(笑)

●Cup holders on dashboardランボルギーニ レヴエルトグローブボックスを挟むように、運転席用&助手席用のカップホルダーが内蔵!これはちょっと嬉しいかも。一見、フローブボックスの開閉スイッチかと思いきや…。ただ、助手席側にはみ出す形であるので、助手席の人にとってはちょっと邪魔かも。広いから大丈夫かな!? 後付けするよりいっか(笑)

●Smartphone interface and Connected Service
今の時代、当たり前~な「置くだけ充電」も、ランボだとオプション。およよ。でも有線を忘れたときでもあると便利。

●Exhaust Tailpipes in Matt Blackランボルギーニ レヴエルト上部に設置されるエキゾーストは目につく高さなので、ここもマットブラックで控えめな印象に。微妙に六角形でありつつ、外側だけくぼみあり。

●Emboidered Lamborghini Logo onランボルギーニ レヴエルトシートのヘッドレストにランボルギーニの猛牛とロゴ。おそらくこれは手縫い!?

●Parking Packランボルギーニ レヴエルトシフトをリバースに入れると、中央の液晶画面に後ろの画像と、3Dで俯瞰で見える画像が映し出されるため、周囲の安全を確保することができます。また、表示の仕方はドライバー目線などにも変更できるため、「レヴェルトに死角なし!?」

ただ、残念ながら昨今の為替相場の変動が激しいため価格は未公表。さらにタイミングによってオーダーできるものが変わる可能性があり、これがすべてオーダー可能かどうかはディーラーでご確認ください。

フォト=宮門秀行/H.Miyakado
吉田由美

AUTHOR

短大在学中に「チェッカーモータース」や「マツダ ミスエチュード」などのイメージガールを務め、短大卒業後、本格的にモデル活動を開始。「すべてシリーズ」やテレビ東京「GT選手権」のMCなど「日産ドライビングパーク」でセーフティドライビングインストラクターとして勤務後、2000年より、カーライフ・エッセイストとして活動を開始。TV、ラジオ、雑誌やWebなどのメディアはもちろん、ブログやSNSなどでも積極的に情報を発信中。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)理事。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本ボート・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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