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【スクープ】超絶カッコイイBMWの激レアモデル「スカイトップ」量産型をニュルでキャッチ! 限定50台はすでに完売でお値段は2億超え?

BMW スカイトップ

2024年の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ 2024」で世界初公開されたコンセプトモデル

BMWの2シーターオープンモデル、「Skytop」(スカイトップ)量産型プロトタイプがニュル高速テストに姿を見せた。スカイトップは、2024年の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ 2024」で世界初公開されたコンセプトモデルで、同社の高性能スポーツ「M8」をベースに開発された。BMW スカイトップ

ニュルで捉えたプロトタイプは、BMWのトレードマークである渦巻き状のカモフラージュラップのせいで、塗装の色は見えないものの、そのディテールはかなり見えている。同社のクラシックな「507ロードスター」にインスピレーションを受けたシャークノーズフロントと、極薄のLEDヘッドライトが採用されているが、7シリーズやXMなど同ブランドのより高級なモデルのものとはデザイン的にはまったく異なり、内側にはほぼフラットなヘッドランプが2つ、上部フランジにはLEDデイタイムランニングライトが配置されている。

BMW スカイトップまた、量産型ではリアデッキを走る支柱も採用されているほか、タービンスタイルのホイールもコンセプトと同様だ。このプロトタイプには同じ濃い赤色のルーフパネルが付いており、通常のM8コンバーチブルのオーナーは、ボタンを押すだけで車のルーフを開閉できるが、スカイトップでは、これを手動で取り外して保管する必要がある。

量産モデルは、M8をベースにしているが、全く関係ない。このスカイトップは純粋なロードスターではなく、むしろ刺激的なタルガだからだ。固定されたリアウインドウからは、BMW スカイトップ乗員室を保護し、荷室と仕切る安全構造の一部がはっきりと見えている。もちろん後部座席はなく、代わりにバックボーンカバーが付いている。後部では、スリムなテールライトは旧型のZ8を彷彿とさせ、リアエプロンには2つの楕円形の排気口を備えているが、この構成は、Mはもちろん、BMWのどのモデルにも存在しない。捉えたカメラマンは、このエキゾーストパイプから発せられるサウンドが非常にパワフルで、「大きな印象を与える」と述べている。

BMW スカイトップパワートレインは、M8コンペティションと同じ4.4L V8ツインターボエンジンを搭載、最高出力625ps以上を発揮する。トランスミッションは、「M xDrive」トラクションを備えた8速デュアルクラッチオートマチックとなっている。

価格は50万ドル(約8千万円)と、高級SUV「XM」の約3倍の価格で、2025年のBMWの中では群を抜いて最も高価な車となっている。しかし、限定50台はすでに完売、プレミア価格は2億円以上になるとも噂されている。

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