いまだ全国的“自粛モード”とあって、クル マ好きでも気軽にドライブに出られない。ならば、それを逆手に取って愛車のメンテに気を配ってみては? たとえばブレーキ回り。再チェックに絶好の機会だ。
リーズナブルな予算で高い満足度を得る処方に
日頃から小まめにチェックするのが理想とはいえ、ついつい後回しになりがちなのがブレーキ回り。その意味では、無用な外出が控えられるいまが本格的メンテナンスの点で絶好の機会といえる。また、景気を筆頭とした今後の情勢を思うと、愛車の寿命を長くしたいと考えるユーザーも少なくないはず。そこで、今回はブレーキの専門家であるディクセルに効果的な延命プランを訊いてみると――。
たとえば「本当は買い換えたいけれど、あと1回車検を」というケースでは、リーズナブルな予算でパッドだけでなくローターまでリフレッシュするのがオススメだとか。同社のラインナップでは、ストリート用のプレミアムタイプ・ブレーキパッドとPDタイプのローターという組み合わせがそれに当たる。まず、輸入車用となる前者は純正品を凌ぐ制動力を実現しながらロングライフ、なおかつ低ダストであることが魅力。また、日本市場に合わせて開発されているので純正品より実際の道路環境にマッチ。価格は純正品と同等か、それ以下に抑えられている。
一方、スタンダードな仕様だというPDタイプ・ローターは防錆コーティングを全品で採用。鳴きや振動を抑制する高い精度を実現しつつ、ロングライフ性や耐熱性、耐クラック性などでも純正品を凌ぐ。つまり、前述のパッドと組み合わせれば車検1回分の対策としては万全となるわけだ。
長く付き合う、という意味では1ランク上のブレーキ回りを狙う処方も効果的という。この場合、組み合わせはパッドが超低ダストと高いコントロール性を両立するMタイプ。ローターは、スリット入りで20%の制動力向上が狙えるSDタイプとなる。輸入車にありがちなブレーキダスト問題が解消、さらに走りのパフォーマンスが上がるとなれば、愛車への想いがより一層深くなること請け合いだ。
下の写真は、一定走行後に発生するブレーキダスト量の比較。その違いは、一目瞭然だ。鉄粉混じりのブレーキダストは、単なる汚れではなくホイールを劣化させる原因になるだけに、低ダスト性能の魅力度はいわずもがな。
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