ユーザーエクスペリエンスのほか､インフォテインメントシステムもより高速で応答性が向上｡広範なモデルレンジでも数々の大幅な改良
2017年の登場以来、｢XC60」はボルボ・カーズのトップセラーモデルであり、欧州で最も売れているプラグインハイブリッドのひとつでもある。世界中で150万台以上のXC60が販売され、2024年には販売記録を更新した。
「最先端のユーザーエクスペリエンス、モダンに生まれ変わったスカンジナビアン・デザイン、快適性の向上、さらにラグジュアリーなインテリアを備えたXC60は、ミッドサイズSUVのスタンダードをさらに高めています」と、ボルボ・カーズのチーフ・プロダクト&ストラテジー・オフィサーであるエリック・セヴェリンソン氏は語る。
「今回の改良は、私たちがお客様にとって最も重要だと考えている点に焦点を当てています。これらのアップグレードは、より楽しく特別な体験をお約束します。リフレッシュされたXC60は、一部の国で本日より注文を受け付けています。2026年モデルの在庫状況や発売時期は、市場によって異なります」
【写真28枚】モダンに生まれ変わったスカンジナビアン･デザインの｢XC60｣
大画面化された新世代ユーザーエクスペリエンス
リフレッシュされたXC60には、ボルボの新世代で新しいルックのユーザーエクスペリエンスが搭載されている。このユーザーエクスペリエンスは、車の中央のインフォテインメント・スクリーンを安全かつ楽しく操作できるように設計されたもので、先代モデルよりもより焦点を絞ったパーソナライズされたものとなっており、複数のGoogleサービスが組み込まれている。
すでに発表されたとおり、今年、ボルボの全車両はこの新しいUXを搭載して工場から出荷される。さらに、世界中の約250万人の顧客が、今年後半に行われる簡単な無線アップデートによって、早ければ2020年に製造された車に搭載される予定だという。
より大きな11.2インチの独立型センタータッチスクリーンは、XC60での体験をさらに向上させ、新しい機能、アプリ、そして無線アップデートの世界を開いてくれる。ピクセル密度が21%向上し、より鮮明なディスプレイを実現した。
より高速で応答性の高いインフォテインメント･システム
米「Qualcomm Technologies (クアルコムテクノロジー)」の次世代「Snapdragon Cockpit (スナップドラゴン・コックピット)」プラットフォームにより、Google内蔵インフォテイメントシステムは、従来のシステムよりも2倍以上高速になり、グラフィック生成も10倍高速となった。
その結果、より応答性の高いインフォテインメント・システムが実現し、適切な情報を適切なタイミングで表示することで、ドライバーの注意散漫を減らし、安全性を高めてくれる。
美しいデザインとスマートなプランニング
リフレッシュされたXC60のエクステリアは、プレミアム5シーターにより現代的な外観をもたらした。ボルボのアイコンであるアイアンマークをあしらった新しいエアインテークは、最近のXC90のアップデートを反映している。リフレッシュされたXC60には、新しいホイールオプションとダークカラーのリアライトも装備された。
新モデルでは、フォレストレイクとオーロラシルバーという2つの新色を導入。さらに、マルベリーレッドがXC60に初めて設定される。
素材面では、リフレッシュされたインテリア・デコレーション、インレイ、そしてキルト・ノルディコやネイビー・ヘリンボーン織りなどの新しいプレミアム素材がミックスされ、よりエクスクルーシブでコンテンポラリーな体験を提供。スマートな収納、新しいカップホルダー、改良されたワイヤレス電話充電器、フレキシブルで広々とした荷室など、XC60のインテリアは多用途で実用的だ。
卓越した快適性と最高レベルのサウンドを誇るオーディオシステム
さらに静かになったキャビンと、ボルボの伝説的なシートコンフォートを標準装備することで、XC60の乗り心地はかつてないほど快適になっている。さらにラグジュアリーな乗り心地を実現するために、オプションでエアサスペンションとラミネートウィンドウが用意された。リフレッシュされたXC60には、ボルボ・カーズの最先端の空気浄化技術も搭載され、快適性が向上している。
卓越したカーオーディオとして、XC60には新しいスピーカーメッシュデザインを採用したBowers & Wilkinsハイフィデリティシステムが用意されている。
