
ブランドのアイコンとなる都市型ショールーム
アウディジャパンとAudi Volkswagen Retail Japan(フォルクスワーゲンリテールジャパン)は、2025年4月18日(金)、アウディのブランドアイコンとなる都市型ショールーム「Audi City日本橋」を、日本橋髙島屋S.C.新館1階にグランドオープンした。
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Audi City 日本橋は、日本橋髙島屋・本館に隣接する、日本橋髙島屋S.C.新館の1階正面口、中央通り沿いに面したエリアに属する。アウディとしては初めての、老舗百貨店が運営する商業施設内へのショールーム設置となる。これは日本橋髙島屋S.C.としても初めての自動車ショールームになるという。ショッピングやビジネス、観光などで訪れる多くの人にアウディ・ブランドの最先端を伝えていきたいとのことだ。
店内は、コンパクトながらも施設メイン通路に面して大きく開けた造りで、明るくモダンな印象。木目とモノトーンを基調とした内装は、日本橋の古い街並みからインスパイアされたという。さらに、漆喰装飾を意識して柱に施されたAudiモデルのヘッドライト形状のモチーフは、伝統と先進という2つの異なるイメージの融合を象徴したものとされている。
ここでは、「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」を掲げ、未来のプレミアムカーの在り方を提案するべく、アウディの電気自動車e-tron(イートロン)シリーズを中心とした最新モデルの展示を予定。
また、このオープンを記念し、世界的に活躍する写真家・映画監督の蜷川実花さんとのコラボデザインによるアウディQ4スポーツバックe-tronのラッピングカーが、4月18日から5月30日までの期間限定で展示されている。このラッピングカーは「アウディの革新性と都市の躍動感を融合させた1台」とのこと。蜷川さんがこれまでに撮影してきた数々の写真をコラージュ、「アウディの持つアーバンなイメージと、蜷川さんならではの鮮やかな色彩美が交錯するデザイン」に仕上がっているという。
さらに、日本橋でのオープンにちなんで、Audi City 日本橋限定で日本の伝統工芸品コレクションの販売が行われる。第1弾は、Audi City 日本橋の店名が刻まれたオリジナルの扇子とけん玉を数量限定で販売。「和の伝統と現代の感性を融合させた、本店舗でしか入手できない芸術性の高い品々」の販売を今後も行う予定とのことだ。
オープンでに先立って開催されたプレス向けの内覧会では、アウディジャパンブランドディレクターのマティアス・シェーパース氏と、アウディ フォルクスワーゲン リテール ジャパンの代表取締役社長であるイヴァイエロ プレフ氏がプレゼンテーションを実施。
マティアス氏は「このAudi City 日本橋は、高島屋というブラントとアウディのコラボレーションから様々な可能性を構築していきたいと思っています。こちらは毎日何千人という方が入ってくるスペースですので、気軽に来ていただくことができると思います。以前表参道でアウディフォーラムという施設を展開していましたが、なかなかショールームの中に入っていただくのは難しかったんですね。こちらは高島屋の中にあるという入りやすさがあるのがメリットです。そこでアウディというブランド、ひいてはアウディの電気自動車にに興味を持ってもらいたいと思っています。このスペースは以前フラワーショップだったのですが、そこと同じように華やかでカラフルな雰囲気にしたいと思い、今回のオープンでは蜷川実花さんにデザインしていただいたラッピングカーを展示していますが、今後もここでしか見られないような特別なモデルをお届けしたいと思っています。今までアウディのショールームはホワイトとシルバーを基調にしていて、クールなイメージを演出していたのですが、こちらはホテルのラウンジような温かさと、”和”の雰囲気を調和した空間にして、また店舗のスタッフも敢えてカジュアルな服装にして親しみやすくしています。是非高島屋に来店していただいたお客様に、アウディの世界観を体感していただきたいですね」と語った。
またイヴァイエロ氏は「この施設は、日本橋という立地を活かして近隣の居住者にも親しみを持ってもらえるようにしています。ディスプレイにも扇子やけん玉を展示しているのも新しい試みですね。これまでショッピングモールなど、ショールームを展開してることはありますが、こういったデパートの一角にショールームを設けるというのはドイツ本国をはじめ世界的にもほとんど例がないため、高島屋さんとのコラボレーションがどのように発展していくのかとても楽しみです」と期待をのぞかせた。
このAudi City日本橋は、実際にクルマを販売するスペースではないが、興味を持っていただいたカスタマーには近隣のディーラーを紹介するシステムを展開していくという。
【Audi City日本橋 概要】
店舗名:Audi City 日本橋
店舗所在地:東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋S.C.新館1階
運営会社:Audi Volkswagen Retail Japan株式会社、フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社
TEL:080-3598-9332
店舗責任者:小野 友裕
店舗人員数:8名
営業時間/定休日:日本橋髙島屋S.C.新館の営業に準ずる
ショールーム:建物延床面積 105㎡
展示台数:1台
Audi City日本橋店舗ウェブサイト
【蜷川実花さんプロフィール】
写真家、映画監督。写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。クリエイティブチーム「EiM(エイム)」の一員としても活動中。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)はじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』(2020)を監督。個展「蜷川実花 with EiM: 彼岸の光、此岸の影」(京都市京セラ美術館、2025年1月-3月)は25万人を動員。