コラム

燃料代が高すぎる昨今!少しでも燃費を良くして節約する走り方を解説

燃料代が高い昨今では少しでも燃費を良くしたいと考える方もいるのではないでしょうか。今回は、今すぐ実践できる燃費を良くする方法、燃費が悪くなる原因などを解説します。クルマの燃費を良くしたい、燃料代を節約したいと考えている方は参考にしてみてください。

運転操作を見直すと燃費が良くなるってホント?

「燃費を良くする方法」や「エコ運転」などと調べると、「運転操作を見直すと燃費が良くなる」という情報を見かけます。

実際に筆者が自分のクルマで、燃費が良くなる運転(緩やかな発進や丁寧なペダル操作など)と燃費が悪くなる運転(急操作や雑なペダル操作など)を実践し、実燃費を比較してみたところ、確かに雑なペダル操作をしたときと丁寧なペダル操作をしたときでは燃費に差が出ました。

燃費の差は2〜3km/L程度でしたが、“塵も積もれば山となる”と言われるように、わずか2〜3km/Lの差であるものの年間の燃料代に換算すると数万円の差が発生することもあります。そのため、わずか2〜3km/Lでも十分に燃料代の節約に効果があると言えるでしょう。

実際の検証結果からも、インターネットでよく目にする「運転操作を見直すと燃費が良くなる」という情報は、燃費を良くしたいときにすぐできる有効な方法と言えます。では、運転操作をどのように変えると燃費が良くなるのでしょうか。

運転操作で燃費を良くする方法

燃費を良くする運転をする前に、準備段階として余計な荷物をおろすようにしましょう。例えば、ルーフキャリアや荷室に置きっぱなしになっている荷物などです。これらを降ろすと車両にかかる重量が軽くなるため燃費が良くなります。

クルマを運転するときに燃料を多く消費するタイミングは、動き出しのときです。そのため、動き出しのアクセル操作は、アクセルペダルに足を乗せたところから慎重に踏み始め、飛び出すような動きにならないようアクセルペダル操作しましょう。

減速し始めるときは、減速する直前までアクセルペダルを踏み続けるのではなく、前のクルマのブレーキランプが点灯したらアクセルオフにすることがポイントです。

ブレーキをかけるときは、ブレーキペダルに足を乗せたところから優しく踏み始め、自然に速度が落ちているような動きになるよう緩やかに減速しましょう。

ギアを変えるときは、高回転まで引っ張ってからシフトチェンジするのではなく、到達したい速度に合わせて小気味よくシフトアップしていくと燃料消費を抑えられます。

ちょっとした操作の工夫で燃費は良くなる

ここまで、発進時の注意点、減速前のポイント、シフトアップするときのコツなどを解説してきました。これらは今すぐに実践できる方法であるため、今日から早速実践してみることをおすすめします。

また、燃費改善の方法として、クルマの点検やメンテナンス、タイヤの空気圧の調整などもありますが、これらは時間がかかるために時間に余裕があるときに行いましょう。

燃料代が高い昨今、今すぐできる燃費改善方法から実践して、少しでも燃費を良くするよう心がけてみてはいかがでしょうか。

齊藤優太

AUTHOR

1991年生まれ。静岡県出身。高校時代にガソリンスタンドでアルバイトしたことをきっかけにクルマに興味を持ち、大学卒業後に自動車販売店(正規ディーラー)に就職。その後、教習所の指導員、中古車買取、タクシードライバーの経験を経て、2020年にフリーランスへ。現在は、自動車ライター/インストラクター/ジャーナリストとして活動している。

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