
フィアット、バチカンでの国際会議を3年連続でサポート
フィアットは、ローマで2025年9月12日~13日に開催された第3回「人類の友愛のための世界会議」(World Meeting on Human Fraternity)」を、3年連続で支援した。この国際的なイベントをサポートするため、フィアットは新型「グランデパンダ」を含む40台の車両を提供し、参加者のための持続可能な移動手段を確保。このパートナーシップを通じて、フィアットはブランドの核となる価値観であるイノベーション、包括性、連帯へのコミットメントを改めて表明した。
【画像12枚】新型「グランデパンダ」、ローマの歴史地区を駆け抜ける。バチカンを背景にした姿を見る
グランデパンダBEVや600BEVも、フィアットが提供する車両
この会議は、バチカンの「フラテッリ・トゥッティ(Fratelli Tutti)」財団が主催するもので、「#BeHuman」をテーマに掲げている。世界中から主要なリーダー、イノベーター、文化の変革者たちが集い、対話、協力、連帯を育むことを目的としている。今日の最も差し迫った課題に対処するため、公開対話、相互理解、そして集団的行動を促進する場となる。会議では、平和、連帯、そして世界における人間の尊厳のための新たな道を切り開くことを目指し、ハイレベルな円卓会議やワークショップ、ディスカッションが行われた。
フィアットは公式パートナーとして、この重要なイベントの成功をモビリティの側面から支援。提供される40台の車両には、フィアット・グランデパンダのBEV(バッテリー式電気自動車)モデル、フィアット600のBEVおよびハイブリッドモデル、そして電動ミニバンのE-ウリッセが含まれる。これらの車両は、会議に出席するゲストや代表団の専用輸送手段として活用され、イベント期間中の持続可能なモビリティを実現した。
フィアット欧州責任者が語る「平和、統一、人間の尊厳」
フィアット&アバルト・ヨーロッパの責任者であるガエタノ・トレル氏は、今回の支援について次のように述べている。「フィアットが“人類の友愛のための世界会議”を支援することは、私たちが共有する、深く相互に関連した価値観、すなわち平和、統一、そして人間の尊厳を象徴するものです。これらの価値観は、今、世界がこれまで以上に必要としているものです」
フィアットは、このパートナーシップが、モビリティと友愛が共通の利益のためにいかに連携できるかを示すものだと考えているという。世界人間友愛会議を支援することにより、フィアットは持続可能なモビリティ、包括性、そして友愛といった価値観を通じて未来を形作ることにコミットする革新的なブランドとしての重要な役割を再確認する。これらの価値観は、世界中のコミュニティが共有する責任であるとフィアットは捉えているのである。
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