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新型エルグランド詳報。「組子」と「紫檀」に込められた「走るラウンジ」の思想。第3世代e-POWERと新プラットフォームで示す、日産の次世代ラグジュアリー戦略

日産エルグランド
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日産アリア
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日産ブース
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イヴァン エスピノーサ
イヴァン エスピノーサ氏
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日産エルグランド

日本ならではの美を随所にちりばめ

日産は2025年10月29日、2026年発売予定の新型「エルグランド」をJapan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー2025、一般公開は10月30日~11月9日)にて先行公開した。

【画像93枚】威風堂々の佇まいと安心感に満ちた「エルグランド」を確認!

リニアモーターカーをイメージしたエクステリア

現行モデルからサイズを拡大した新型エルグランドのエクステリアは、「The private MAGLEV(マグレブ=リニアモーターカー)」をコンセプトとし、高揚感や期待感を抱かせることを狙いにデザインされている。ハイスピードでありながらスムーズで静かなリニアモーターカーの姿をイメージし、威厳とダイナミックなプレゼンスを兼ね揃えた”威風堂々”の佇まいを表現。

そのスタイリングは、「ノート」や「アリア」にも共通するデザイン言語「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」の具現化であるとされており、そうした特徴はフロントグリル(日本の伝統工芸「組子」がモチーフ)やサイドパネルの面構成とディテールの対比(日本庭園の”間”と”整”)などに見出せる。またホイールは軽量化を追求しつつ、フィニッシャーによりアルミホイールだけでは表現できない緻密さと車両全体の統一感を演出している。

プライベートラウンジを目指したインテリア

一方インテリアはプライベートラウンジのような空間を目指したとのことで、アイポイントを高くしたことで視界を広げ、安心感と誇らしさを持てる設計とされている。モダンなイメージと広がりを持たせたインストルメントパネルと、幅広で高いコンソールによりオーナーの満足感をくすぐるほか、広範囲にわたって表皮・木目調パネルをあしらい、高級感を演出。

外装の組子パターンと統一感を持たせたというキルティングをドアトリムに施し、木目調パネルと一体のシームレスな静電式スイッチを採用。これに加え、センター、メーターディスプレイに、国内モデルとしては初の14.3インチの大画面統合型インターフェースディスプレイを装備し、上質で先進的な空間を目指した。

また、映画館のような臨場感あふれる3Dサラウンド再生を楽しめるというBOSE 22スピーカープレミアムサウンドシステムを搭載。さらに、インパネからドアにかけて連続的に繋がる間接照明(最大64色の設定が可能)も配置。

ボディカラーには、富士の黎明の一瞬を表現したという「FUJI DAWN -フジドーン-」と、日本古来の高貴さの象徴である色から着想したとされる「至極 -シゴク-」の、2色からなるツートンを新色として採用。インテリアのシート素材にはテーラーフィットを採用、日本ならではの気高さを象徴するという「紫檀 -シタン-」も使用されている。

  • 第3世代e-POWERを搭載、シーンに応じた上質な走りも可能に

この新型エルグランドに搭載される第3世代e-POWERは、専用設計により効率を高めた発電特化型エンジン(ZR15DDTe)と、モーター/発電機/インバーター/減速機/増速機をひとつにまとめた「5-in-1 e-POWERパワートレインユニット」で構成される。このユニットはコンパクトかつ高剛性であり、静粛性と燃費性能を大幅に向上させたとのこと。プラットフォームも刷新されており、高剛性ボディや徹底した遮音構造、新しい制御技術と相俟って、プレミアムミニバンにふさわしい力強く上質な走りを実現したという。

ドライブトレインには電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を採用。日常シーンでは前後モーターのトルクをバランスよくコントロールし、走り出しや加減速による車体の揺れを抑え、旋回中にはモーターとブレーキの統合制御だけでなくリヤモーターのトルクを積極的に活用し、より快いコーナリングを実現するなど、あらゆるシーンにおける走行性能の飛躍的な進化が図られている。

モーター出力とブレーキ作動の状態はメーターディスプレイに表示され、「e-4ORCE」の制御が視覚的にも確認できるようになった。また、走行シーンに応じて4輪の減衰力を可変するインテリジェントダイナミックサスペンションも採用、車体の揺れを抑え落ち着いた挙動を実現したという。これには6つのドライブモードが備わり、e-POWER、e-4ORCE、サスペンションそれぞれの特性を変化させ、シーンに応じての走行を可能としたとのこと。

先進運転支援システムもさらなる充実を目指しており、高速道路での運転を支援する「プロパイロット2.0」「プロパイロット」を搭載。後者では新たに、渋滞時・時速50km以下でハンズオフ状態での走行が可能となった。また、ドライバーによるウインカー操作により、車線変更支援を行う機能も追加された。

プレスカンファレンスでプレゼンテーションを行ったイヴァン エスピノーサ社長は「この新型エルグランドは、日産ならではの最高のおもてなしの精神で乗員を温かく迎えてくれ、乗員を新たな時代へといざなってくれるでしょう」と語った。

この新型エルグランドは、2026年夏の発売が予定されている。

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LE VOLANT web編集部

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