プレイバック2005：レクサス、Z4、M6、そしてGT-Rプロトタイプ。20年前の東京モーターショーを誌面再録
今年のジャパンモビリティショー2025も幕を閉じましたが、遡ること20年。みなさんは当時、何をしていましたか？ 今回は、ル・ボラン本誌の2006年2月号（2005年12月発売）の誌面を紐解きながら、当時の編集担当であり、現編集長の京谷則子が2005年の「第39回東京モーターショー」を振り返ります。今とは少し違う、あの頃のおおらかな空気感と、熱気に満ちた会場の様子をご一緒に楽しみましょう。
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コンプライアンス前夜？ 20年前の編集部風景
20年前といえば、いまでは「セクハラ」や「コンプライアンス」といった言葉で厳しく律せられるような事柄も、まだそれほど言われなかった時代です。夜中まで編集部に残って仕事をしていても、それが当たり前。20年という月日の重さに、我ながら恐ろしさを感じてしまいます（笑）。
当時37歳だった私は、たしかフォルクスワーゲン・ゴルフIVのGTI（MT）に乗っていたはずです。モーターショーの取材はとにかく過酷で、「大変だから嫌だなあ」なんてボヤいていたのを思い出します。当時は、その2年前から導入したアンケート方式を採用し、「何か1台もらえるとしたら？」という質問でランキングを作成していました。この質問、いまだに事あるごとに使い続けているあたり、私の編集者としての発想はあまり成長していないのかもしれませんね（笑）。
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