アルファ・ロメオが全ラインアップのアップデートを発表
2026年10月6日、アルファ・ロメオは「ジュニア」「トナーレ」「ジュリア」「ステルヴィオ」の全モデルにおけるラインアップの刷新を欧州で発表した。今回のアップデートは、多様化する顧客のライフスタイルやニーズに応えるため、新機能や最新テクノロジーを取り入れ、カスタマイズの自由度を大幅に拡張したものだ。アルファ・ロメオならではのスポーティな走りとイタリアンデザインを保ちつつ、各モデルの個性をさらに際立たせる改良が施されている。
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プレミアムBセグSUV「ジュニア」はインテリアの質感と選択肢が向上
アルファ・ロメオ・ジュニアは、プレミアムBセグメントSUVとしてのアイデンティティを保ちながら、インテリアの品質向上やカスタマイズオプションの拡充をメインとしたアップデートを受けた。車内空間では、コントラストステッチとソフトタッチ表皮を採用した新しいドアパネルや、洗練された素材の新型シートなどが導入されている。バリエーションとしては、「ジュニア」と「スプリント」にブラックファブリックシートの「アイコラインテリア」が、「Ti」と「ヴェローチェ」には熱圧着ファブリックを用いた「カーボンインテリア」が採用される。

さらにスポーティな「サベルト製アルカンターラ・ブラックインテリア」も受注生産で選択可能となっている。また、走りを支える足元には、特徴的な4ホールスタイルを持つ大径の新型19インチホイールが追加され、トレッド幅も拡大することでよりダイナミックなロードホールディングを実現する。パワートレインは100%電動モデル、前輪駆動ハイブリッド、そしてQ4ハイブリッドと、セグメントで最も包括的な選択肢を取り揃えている。
プレミアムCセグSUV「トナーレ」はあらゆる顧客の要望に応える構成へ
プレミアムCセグメントSUVのトナーレは、顧客一人ひとりが自分好みの仕様を見つけられるよう、多彩なラインアップと高いカスタマイズの自由度を誇る。「トナーレ」「スプリント」「Ti」「ヴェローチェ」といったバージョンが用意され、それぞれにスタイルや快適性、スポーティさが異なるレベルで融合されている。

ボディカラーはツートーンを含めて10色、ホイールデザインは17インチから20インチまで7種類、さらにインテリアもファブリックからレザー、アルカンターラまで5種類が用意され、エレガントな仕様からスポーティな仕様まで思いのままに仕立てることができる。パワートレインラインアップも充実しており、1.5Lハイブリッド、1.6Lディーゼル、そして電動化と四輪駆動を組み合わせたQ4プラグインハイブリッドというマルチエネルギー構成で、多様なモビリティニーズに対応する。
「ジュリア」と「ステルヴィオ」には新エンブレムや新色を採用
ドライビングダイナミクスを追求するジュリアとステルヴィオは、その本質を維持しながら、新たな技術的、美的要素を追加してアップデートされた。安全面では最新の規制に適合させるため、Aピラーにドライバー監視用カメラが統合され、新しいソフトウェアが導入されている。

外観上の変更点として、ボンネットとテールゲートには新しいブラックとホワイトのアルファ・ロメオエンブレムが採用され、ボディカラーには新色の「アノダイズド・ブルー」が追加された。

ラインアップの頂点に立つ高性能モデルの「クアドリフォリオ」は、引き続き最高出力520psを誇る2.9L V6バイターボエンジンを搭載し、ビッショーネブランドのパフォーマンスの頂点を体現している。さらにステルヴィオ・クアドリフォリオには、従来より1インチアップした21インチホイールが新たに標準装備となった。また、ジュリアとステルヴィオのクアドリフォリオ購入者には、アルファ・ロメオ・ドライビング・アカデミーでの1日ドライビングレッスンに参加できるバウチャーを含むウェルカムキットが贈呈される。
セーリングの世界観を表現した特別仕様車「エディツィオーネ・ルナ・ロッサ」
今回のラインアップ刷新における大きな特徴として、全モデルに特別仕様車「エディツィオーネ・ルナ・ロッサ」が設定されたことが挙げられる。このモデルは、高性能セーリングの世界とのパートナーシップを象徴する特別なエクステリアとインテリアを備えている。ジュニアでは専用リバリーや18インチのグロスブラック・ダイヤモンドカットホイールが採用され、トナーレでは専用20インチホイールやダークミロンのアクセントが施される。

ジュリアとステルヴィオでは、カーボンファイバーがふんだんに使用され、海底から回収された漁網などを原料とした再生素材であるエコニールファブリックを用いたプレミアムなインテリアが特徴となっている。各モデルの個性を引き出しつつ、エクスクルーシブな世界観を提供する特別な一台に仕上がっている。
【ル・ボラン編集部より】
全モデルの一斉刷新は、電動化やデジタル化という時代の要求に対するアルファ・ロメオの模範解答である。彼らは常にスペックの競争以上に「ドライバーを喜ばせること」を至上命題としてきた。今回拡張された多彩なカスタマイズや最新デバイスは、決してクルマを無機質な移動の道具にするためのものではない。むしろ、現代の多様なライフスタイルの中で、ブランドの歴史に根差した官能的なハンドリングと人車一体の快楽を日常的に味わうための、洗練された大人の選択肢へと進化したのだ。
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