意外にもBMWへの純正タイヤ納入は今回がはじめて
横浜ゴムのグローバル・フラッグシップタイヤ「ADVAN Sport V105（アドバン・スポーツ・ブイイチマルゴ）」が、BMWの新型X3に新車装着された。装着サイズは225/60R18とランフラットの245/50R19（日本導入サイズは245/50R19 105Wのみ）。なお、横浜ゴムがBMWに新車向けタイヤを納入するのは今回が初となる。
メルセデスAMGやポルシェなど、世界有数のハイパフォーマンスカーに数多く新車装着される「ADVAN Sport V105」は、横浜ゴムのハイパワー・プレミアムカー向け高性能タイヤ。高いドライビングパフォーマンスを発揮するとともに、優れた快適性や安全性を高次元でバランスさせている。今回新車装着されたタイヤはBMWと共同開発したもので、タイヤのサイドにはBMWの承認を示す★印（スターマーク）が刻印される。
横浜ゴムは、これまでにも世界トップレベルのレースに参戦するBMWに対し高性能レーシングタイヤを供給しており、海外では「シュニッツァーBMW M3」が世界ツーリングカー選手権の初代チャンピオン（1987年）、欧州ツーリングカー選手権チャンピオン（1988年）を獲得。さらに世界的な耐久レースのニュルブルクリンク24時間とスパ・フランコルシャン24時間において計５回の優勝を獲得。国内では全日本ツーリングカー選手権クラス３において「BMW 635CSi」が初代チャンピオン（1985年）に。SUPER GTではGT300クラスにおいて「GSR&Studie with TeamUKYO」が2011年にシリーズチャンピオンを獲得している。なお横浜ゴムは、BMWの包括的なサポートを受けてSUPER GTに参戦した「Studie AG」を2008年から2017年までサポートした。
問い合わせ先＝横浜ゴム（http://www.y-yokohama.com/product/tire/）
フォト：郡 大二郎 D.Kori／萩原 充 M.Hagiwara／BMWジャパン
