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マツダCX-3がWLTCモード走行試験の認可を取得、燃費性能の表記が一層リアルに

6月2日、マツダは「CX-3」にガソリンエンジン車「スカイアクティブ-G 2.0」を設定し、今夏発売する予定であることを明らかにするとともに、そのモデルが「WLTCモード」の認可を取得したことを発表した。

 

 

今夏発売予定の「スカイアクティブ-G 2.0」搭載車から

 

「WLTCモード」とは新しい燃費基準で、「市街地モード」、「郊外モード」、「高速道路モード」の3つの走行モードで構成された国際的な試験方法。従来のJC08モードに比べて、冷機状態での走行時間割合の増加やアイドリング時間比率の減少、運転者以外の乗員や積載物の重量などが考慮され、実際の使用実態を意識した計測方法となっている。

 

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Mazda-CX-3

 

CX-3のスカイアクティブ-G 2.0搭載車の燃費データは、FFで16.0km/L、4WDで15.2km/Lと発表。JC08モードではそれぞれ17.0km/L、16.6km/Lだから、WLTCモードはより現実的な燃費データと捉えられる。

 

3つの走行モード別データはこうだ。FF車は市街地モードが12.2km/L、郊外モードが16.8km/L、高速道路モードが18.0km/L。4WD車は順に、11.6km/L、15.8km/L、17.4km/L。

 

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マツダでは今夏以降、WLTCモードの認可を取得した車種から、3つの走行モード値を含むWLTCモード燃費がカタログなどに表示していく。ちなみに、2018年10月以降に販売する新型車は、省エネ法に基づき、WLTCモード燃費表示が義務化される予定になっている。

 

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マツダで研究開発・MDI・コスト革新を統括する取締役専務執行役員の藤原清志は、次のようにコメントしている。

 

「マツダは、実質的なCO2削減とお客様価値の最大化に向けて、従来から実際に運転する状況での性能を重視して開発を行ってまいりました。地球や社会と永続的に共存するクルマをより多くの人々に提供することを追求し、さらなる省資源化や地球環境保護へ貢献を目指してまいります」

 

 

※掲載写真のモデルは「CX-3 XD Lパッケージ」

 

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