2016年の「RXビジョン」に続く2作目の受賞
マツダは2月1日、フランスのパリで開催中の「第33回フェスティバル・オートモビルズ・インターナショナル(国際自動車フェスティバル)」において、現地時間の1月30日に「マツダ VISION COUPE(ビジョン・クーペ)」が「Most Beautiful Concept Car of the Year賞」に選出されたことを発表した。
この賞は、著名な建築家やファッションデザイナーなどの選考委員によって、その美しさ、デザインにおける創造性や新しいトレンドを最も体現しているコンセプトカーに贈られるもの。2016年に「Mazda RX-VISION」が同賞に選出されており、マツダでは次世代デザインを牽引するふたつのコンセプトカーでの受賞となる。
マツダのデザイン・ブランドスタイルを担当する前田育男常務執行役員は受賞に際して次のようにコメントしている。
「ビジョン・クーペでは光のリフレクションで生命感を表現するという、魂動デザインの新しい方向性に挑戦しました。日本の繊細な美意識を反映したこのクルマが、RX-VISIONに続き芸術の都パリで認められ大変光栄に思います。今後も日本の自動車メーカーとしてのアイデンティティを持ち、世界を魅了する美しいクルマを作っていきたいです」
ビジョン・クーペは、2017年に世界初公開されたマツダの次世代デザインビジョンモデル。デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を日本の美意識にもとづき深化させ、伸びやかでシンプルなワンモーションフォルムを創造している。また、マツダのデザインヘリテージである「ルーチェロータリークーペ」などの美しさを礎として、エレガントで上質なスタイルを追求したものだ。
このビジョン・クーペはオテル・デ・ザンヴァリッドで開催中のコンセプトカー展示会において1月31日から2月4日(現地時間)まで展示された。