パワーユニットには新たにプラグイン・ハイブリッドが追加
ルノーのコンパクトハッチ、「メガーヌ」のマイナーチェンジ版がカモフラージュの軽度な状態で姿を現した。メガーヌは1995年に初代が発売されて以降、欧州Cセグメントではルノーの主力モデルとして安定した支持を集めてきたモデルだ。現行型となる4代目は2015年に発表、今回が初の本格的なアップデートとなる。
キャッチされた開発車両は、ヘッドライトのアウトラインが初めて露出。その中には、市販型に採用されるユニットの一部も見えている。ヘッドライト下にはLEDデイタイムランニングライトの一部が確認できることから、その特長的なC型の意匠は継承されている模様だ。
一方、ラジエターグリルに配するエンブレムの偽装が下部まで伸びているだけにエンブレムが大型化。さらにインテーク回りやバンパーのデザインが変更されている可能性は高い。それにともない、開発車両ではしっかり艤装されているリヤバンパーとテールライトもリデザインされるようだ。
搭載するエンジンは、1.2Lと1.6Lの直列4気筒ガソリンターボのほか日産製1.6Lガソリンとルノーが開発した「E-Tech」技術を融合させたプラグイン・ハイブリッドもラインアップされる模様。それに組み合わせるギアボックスは7速DCTで、EV航続距離は30マイル(48km)が確保されるという。そのデビューは最速で9月のフランクフルト・ショー。遅くも年内には発表される可能性が高いようだ。