スクープ

【スクープ】韓流新世代クーペSUV、「キアXCeed」に初の電動モデル設定?

1.6Lガソリンエンジン+電気モーターのプラグイン・ハイブリッドシステムを採用!

韓国キアのクーペSUV、「XCeed」に設定されるPHEVモデルの開発車両がカメラにキャッチされた。XCeedはフランクフルトの「キア・デザインセンター」で誕生、2019年6月にデビューしたばかりだ。ボディサイズは同社のエントリーSUVである「ストニック」と「スポーテージ」クラス。最低地上高を高く設定し、スポーティなクーペテイストのクロスオーバーSUVに仕上げられている。その仮想ライバルは「BMW X2」で、すでに欧州のディーラーで発売されている。

現状、販売されているのはガソリンおよびディーゼル仕様のみだが、そこにプラグイン・ハイブリッドが追加されることは当初から確実視されていた。今回捕捉した車両は左フェンダー上部に充電口が見られることから、その開発車両である可能性が高い。テスト車の外観は入念な艤装が施されていたが、エクステリアはガソリン車をベースとしながらラジエターグリルを筆頭にディテールが差別化されている模様だ。

そのパワートレインは、同社のハイブリット専用モデルである「ニロ」から流用。最高出力104hpと最大トルク147Nmを発揮する1.6Lガソリンエンジンに60hpの電気モーターを組み合わせ、139hp/265Nmを発揮する。また総電力量8.9kWhのリチウムイオンポリマーバッテリーを備え、EV航続距離は36マイル(58km)を実現しているという。

その正式デビューは、2020年3月のジュネーショーという説が有力。生産は、スロバキアの起亜工場が担当する模様だ。

 

LE VOLANT web編集部

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