電動化と新開発の骨格採用で一層レクサスらしいSUVへと進化!
レクサスのフラッグシップSUV、「LX」が2020年にフルモデルチェンジを敢行するという情報を入手。今回は、現段階の情報を元に予想CGを制作してみた。
初代LXは「LX450」として1996年にデビュー、1998年に、ベースとなる「トヨタ・ランドクルーザー」のフルモデルチェンジにともない2代目が登場。「GS」風のフロントエンドがインパクトを与えた。2007年には5.7L V8エンジンを搭載した現行モデルがデビュー。2012年には大幅な改良が行われ、フロントには現行レクサスのアイコンとなっているスピンドルグリルを装備。2015年に日本市場導入が発表された。
現行LXは200系のランドクルーザーがベースとなっているが次期型は新設計のラダーフレームを採用。持ち前の走破性に加え、乗用車としての剛性が格段に高められる。CG による予想エクステリアでは、直線的なボディラインを継承しつつ立体的な面構成が融合。入手した情報では、タイヤハウス前後がワイド感を持ち、さらに内側にシャープな凹みを持つ仕立てになるという。一方、グラスエリアはCピラーが存在感を強調。クォーターウインドーが独立して見えるデザインになるという説がある。
フロントのスピンドルグリルは旗艦モデルらしくハードなイメージを持たせた縦型直線的なデザインになり、それに合わせデフューザーもワイド感を強調。ライトはレクサスらしい未来的デザインで、メッキラインや3本ラインのポジションライトが取り入れられる。また、「ES」が初となったデジタルアウターミラーなどの採用も予想される。
パワーユニットは、現行型に搭載される5.7L V8を廃止。代わって2.5L V6ツインターボエンジンと、それに電気モーターをプラスしたハイブリッドがラインアップされる可能性が高い。最高出力はエンジン300ps、モーター180psでハイブリッドのシステム出力は480ps程度となりそうだ。
装備面では普及型予想安全パッケージ、「Lexus Safety System+」の最新世代を搭載。高度な運転支援を実現するとともにパッシブセーフティ性能も飛躍的に高められるようだ。なお、ボディサイズはほぼ現行モデルと同じ。乗車定員は5人乗り、8人乗りが引き続き設定される見込みという。そのデビュー時期は、2020年内という説が有力だ。