会場でニューモデルが続々とお披露目!
その他にもグループCの40周年や、下半身不随となったWGPチャンピオン、ウェイン・レイニーの復活デモランなど話題にこと欠かなかった今年のFoSだが、もうひとつ注目だったのが、各メーカーがこぞって新型車をお披露目する“ムービング・モーターショー”の一面だった。
今回は件のM3ツーリングのほかに、ベントレー・コンチネンタルGT/GTC S、フライングスパーS、ランドローバー・ディフェンダー130、プロドライブP25(スパル・インプレッサ22Bのレストモッドだ)といった市販モデルがワールドプレミア。加えてフェラーリ・デイトナSP3、ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+、パガーニ・ウアイラBCテンペスタなどの最新スーパースポーツも全開走行を披露してみせた。
中でも公の場で初登場となったメルセデスAMGワンは、コース上に一旦止まり、アクティブ・エアロダイナミクスを作動させるレースプラス・モードで走行する大サービスっぷりであった。
さらにポルシェがミッションRのコンポーネンツを搭載したケイマンGT4 Eパフォーマンスを持ち込んだほか、ポールスター5、レクサス・エレクトリファイド・スポーツ、ロータス・エレトレなども姿を見せるなど、例年よりさらにEVの話題が増えていたのも強く印象に残った今年のグッドウッドFoSだった。
- ミッションRのコンポーネンツのテストを行なうために開発されたケイマンGT4 Eパフォーマンス。システム最大1088psを発揮するPESMを搭載。
- 来季のLMDhクラスにペンスキーやJOTAから参戦することが発表されたばかりのポルシェのニューマシン、963も登場。早速走行を披露した。
- 公道を走るWRカーとしてプロドライブがスバル・インプレッサ22Bをベースに開発したレストモッドP25。25台限定で値段は7600万円以上!
- ディフェンダー110のボディをさらに340mm延長して3列8人乗りとしたランドローバー・ディフェンダー130もワールドプレミア。
- スポーツエキゾーストを標準装備した4L V8スポーツバージョン、コンチネンタルGT/GTCSに加え、フライングスパーSも初披露。
- 会場内にはEV専用のパビリオンも設置。ルノー5プロトタイプやロータス初のSUVエレトレなど話題のモデルが展示され、注目を浴びていた。
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