英国のベストセラー自動車上位5位にランクインした日産の2台は英国製。日産GBが5.14%の市場シェアを獲得している
英日産GBは、リフレッシュされた商品のラインアップ、受賞歴のあるモデル、そして国民に愛されている2台のクルマを提供した2024年の成功に続き、今後1年間は電気自動車へと加速していくようだ。
日産GBは、英国の新車購入者のうち76,872人が購入した英国製「キャシュカイ (Qashqai。日本では『デュアリス』として展開)」と「ジューク」のおかげで、ベストセラー・リストのトップ5に2台がランクインした唯一の英国ブランドとなった。この結果、日産GBの2024年の新車販売台数は、2023年比12.3%増の100,446台となり、市場シェアは5.14%(2023年比ほぼ半減)となった。
また、キャシュカイとジュークの人気は、イングランド北東部のサンダーランドにある日産の6,000人規模のチームが、英国で最も成功を収めた自動車製造工場の称号を誇らしげに保持することを確実にした。サンダーランドでは近年、50万台の電動化車両が生産ラインから搬出されており、1986年の操業開始以来、累計生産台数は1,150万台に達している。
日産GBのマネージング・ディレクターであるダイアナ・トレス氏は、次のように述べる。「2024年は私たちの業界にとって厳しい年でしたが、このような結果を残すことができたのは、ディーラー・パートナーを含む私たちの組織の全員の努力と、私たちのクルマのラインナップの強さのおかげです。
また、アリヤNISMOのような新型車が間もなく登場することから、2025年の成功のために必要な人材、製品、パートナーが揃っていると確信しています」
2024年には、キャシュカイとジュークのクロスオーバーのアップグレード、「X-Trail」と「アリア」の新バリエーション、ディーゼルと完全電気駆動の両方が用意された新型バン「インタースター」の発表など、日産の英国でのラインナップに大きな変化があった。
これらの変化も見逃されることなく、2024年には日産の新車・中古車における強みと、独自の革新的なパワートレインが評価され、8つのトロフィーが授与された。英国を拠点とするエンジニアリング・チームも賞賛の対象となり、デイビッド・モスとクランフィールドを拠点とする研究開発チームは、エンジニアリングへの貢献が認められ、権威あるオートカー賞を受賞している。