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量産バージョンのワールドプレミアは最速で2025年7月の可能性も!?
トヨタ/レクサスが開発中の「LFA」後継モデルが、2025年夏にもデビューする可能性がわかった。
トヨタ・ガズー・レーシングのエンジニアたちは、レクサスLFAの後継となる次期フラッグシップ・スーパーカーの開発に全力で取り組んでいる。スクープ班は数か月にわたってカモフラージュされたプロトタイプを捉えてきたが、最新情報によると生産は早ければ今夏にも開始され、最初の納入は秋になるという。
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同社内では、「GR GT3」として知られているトヨタグループの新型スーパーカーは、レクサス「LFR」バッジを付けると噂されているが、公式には何も確認されていない。また、もう一つの可能性としては、ガズーレーシングの名で単独モデルとしてデビューするというものだが、いずれにせよトヨタのGRラインナップのトップに位置することになるとともに、国産車では最もワイルドでパワフルになると思われる。
我々のスパイカメラマンは、トヨタの2022年型GR GT3コンセプトの進化版のように見えるスーパーカーのレースバージョンと、公道バージョンの両方を撮影したが、現在は微妙にレクサス風のデザイン要素が取り入れられている。カメラマンによると、エンジン音は、長いボンネットの下に V8 エンジンが搭載されていることを感じたといい、おそらく電動パワートレインの一部であると思われる。
これまで入手した情報では、自己充電ハイブリッドシステムと組み合わせた4.0L V8ツインターボエンジンを搭載し、内燃エンジン単体でも最高出力730ps/537kWを発揮し、ハイブリッドアシストと組み合わせると総出力は推定850ps以上、最大912psに達する可能性があるという。
カーボンファイバーのボディで包まれたアルミニウムシャーシ上に構築された新型スーパーカーは、軽量構造と高い強度のバランスを実現するはずだ。スクープ写真では、サーキット専用のGT3バージョンには、サイドマウントの排気装置と、公道仕様のものよりも大幅にアグレッシブなエアロコンポーネントが搭載されていることも明らかになった。
注目の日本仕様の価格だが、3,000万円前後と予想され、ランボルギーニ「テメラリオ」、フェラーリ「296 GTB」、マクラーレンの近日発売予定の電動750S後継モデルなどのハイブリッド車のライバル車よりも安くなる可能性がある。
また、最新情報によると、レクサスLFAとは異なり、このモデルは限定生産ではないと伝えられており、少なくともスーパーカーを購入できる予算のある人にとっては、より入手しやすいものになる可能性がありそうだ。
量産バージョンのワールドプレミアは、最速で2025年7月の可能性もあるというから、これが本当であれば、詳細がすぐに明らかになるはずだ。