ニュース&トピックス

【価格365万円から】フィアット「600ハイブリッド」が日本発売! リッター23.2キロの好燃費と可愛さが最大の武器

「ラプリマ」は先着600台限定で20万円オトクな特別価格を設定

Stellantisジャパンは2025年5月27日(火)、フィアット初となるハイブリッド車「600 Hybrid(セイチェント・ハイブリッド)」を発売した。価格(税込)はベースモデルが365万円で、「600ハイブリッド・ラプリマ」が419万円。さらにラプリマはローンチ特別価格として600台限定で、通常価格より20万円低く設定される。

【画像15枚】ハイブリッド専用色も登場!“かわいい顔して、しっかりモノ”の新型フィアット「600ハイブリッド」を見る

フィアット初のハイブリッドは燃費23.2km/Lを実現

1955年に発売された初代「600」のレトロなデザインをリスペクトしたデザインと、フィアットの最新コンパクトEV「500e」の可愛さを融合させたスタイルが特徴的な新型600。フロントフェイスは「BIG SMILE」をコンセプトに、ヘッドライトを目に見立てたデザインで、どこかいたずら心を感じさせる。
BEV版の「600e」はひと足早く2025年9月に日本発売されていたが、今回新たに導入された600ハイブリッドは、新開発の1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンと、電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチATを組み合わせ、新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムを採用したモデルとなる。

電動モーターのアシストにより、低速から力強いトルクが立ち上がり、スムーズで心地よい加速を味わうことが可能で、低速時の100%電動走行も実現。走行状況によって、最大約30km/hまで電気による走行が可能だ。信号待ちの多い市街地走行では、1時間あたり約50%はエンジンを使用しない状態となり、市街地での実用燃費を飛躍的に向上させるとともに、高速での定速走行時はエンジンを使用。中速域で安定した走行中は、状況に応じてエンジンとモーターを切り替えて走行する。その結果、600ハイブリッドは23.2km/L(WLTCモード/600ハイブリッド・ラプリマは23.0km/L)という、Bセグメント輸入SUVでトップクラスの燃費性能を実現している。

ボディカラーはハイブリッド専用色を加えた4色展開

インテリアは2スポークステアリング、丸型メータークラスター、楕円形のダッシュボードパネルなど、初代600の象徴的なデザイン要素を受け継いでおり、ベースモデルはボディ同色のダッシュボードとブラック色のファブリックシート(FIATモノグラム入り)を採用。ラゲッジルームは385Lの容量を備え、後部座席を倒した状態で最大1256Lの積載が可能となっている。また、15Lという大容量のセンターコンソールを含む、計30Lの収納もフロント各所に備えている。
600ハイブリッド・ラプリマではアイボリーのダッシュボードとエコレザーシート(FIATモノグラム入り)を採用し、“ドルチェ・ヴィータ”の世界観を体現するとともに、ベースグレードでは16インチホイールを履いているのに対して、18インチダイヤモンドカットアルミホイールを採用することで精悍さを際立たせている。

また600ハイブリッド・ラプリマでは、アダプティブクルーズコントロール、レーンポジションアシスト、リラクゼーション機能のアクティブランバーサポート、ハンズフリーパワーリフトゲートといった運転支援機能も装備しているのが特徴となっている。
ボディカラーは、鮮やかな「サンセット オレンジ」「スカイ ブルー」「ホワイト」に加え、ハイブリッド専用色としてイタリアの海をイメージした「シー グリーン」を新たに設定し、4色がラインナップされる。

【画像15枚】ハイブリッド専用色も登場!“かわいい顔して、しっかりモノ”の新型フィアット「600ハイブリッド」を見る

 

注目の記事
注目の記事

RANKING