
快適さと操作性をアップ
ボルボ・カー・ジャパンは2025年5月29日、コンパクトSUV「XC40」の仕様を一部変更し、新価格を適用て発売した。希望小売価格(税込)は5,590,000~6,390,000円。
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ボルボXC40シリーズは、2018年にボルボ初のコンパクト・シティSUVとして発売され、欧州カーオブザイヤー(2018)や日本カーオブザイヤー(2018-2019)なども受賞している。今回の仕様変更では、「EX30」や「XC90」などの最新ボルボ車と同様の新しいインターフェイスによる「センターディスプレイグラフィック」を採用。快適で操作性に優れた次世代のユーザー・エクスペリエンスを提供するという。
新しいインターフェイスでは、ホームボタンによって、地図などが表示されるメイン画面に簡単にアクセス可能に。ナビゲーションを画面上部に表示することで、運転時の視線移動を最少にし、より安全な運転をサポートするとのこと。またウィジェット機能により、各種メディアやハンズフリー通話などに簡単に切り替えが可能とされている。
さらに、コンテクスチュアルバーでは走行状況などに応じ、例えば低速になると車外カメラのアイコンを表示。よく使用するアプリが表示されるなど、使い勝手が向上したとのこと。
また、Qualcomm Technologies(クアルコム・テクノロジーズ)社の次世代コンピューター基盤Snapdragon Cockpit Platform(スナップドラゴン・コックピット・プラットフォーム)を導入、Googleを搭載したインフォテインメントシステムは従来比で処理速度2倍以上、グラフィック生成速度は10倍に向上したという。
安全面では、パイロットアシストにエマージェンシー・ストップ・アシスト機能を追加。この機能は、パイロットアシスト作動中に、ドライバーが両手でステアリングホイールを握るよう求められても反応しない場合、自動でクルマを安全に停車させる機能だ。
B3パワートレインのラインナップには新たに、本革シートやオレフォス製クリスタル・シフトノブ、ハーマンカードンのプレミアムサウンドシステム、5スポーク18インチ・アルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)などを装備した「Ultra(ウルトラ)B3」が追加されている。ボディカラーにはデニムブルー、オーロラシルバー、フォレストレイクの3色を新設した。
希望小売価格(税込)は前輪駆動モデルのXC40プラスB3が5,590,000円、XC40ウルトラB3が5,990,000円。全輪駆動のXC40ウルトラB4 AWDは6,390,000円。
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