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“エントリー”と侮るなかれ。アルファ ロメオ「ジュリア」に追加の「スプリント」が継承する卓越したハンドリングの神髄

アルファ ロメオ ジュリアに新グレード「SPRINT」登場

ステランティスジャパンは、同社が展開するイタリアンブランド「アルファ ロメオ」の中核をなすスポーツセダン「ジュリア」に、新たなグレード「SPRINT(スプリント)」を追加設定し、2025年7月24日より全国の正規ディーラーにて販売を開始した。メーカー希望小売価格は6,650,000円(税込)。この新グレードの導入により、伝統のドライビングプレジャーをより多くのファンに届けるための戦略的なラインアップ拡充が図られた。

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280馬力の心臓部はそのままに選択肢を拡大

アルファ ロメオ・ジュリアは2017年の国内デビュー以来、アルファ ロメオブランドの復権を印象づけてきたモデルである。ブランドのアイコンである官能的なトライローブ(三つ葉)の盾型グリルと、後輪駆動(FR)レイアウトを基本とする卓越したハンドリング性能で、世界中の自動車評論家やエンスージアストから高い評価を獲得してきた。今回、そのジュリアのラインアップに新たに加わった「SPRINT」は、これまで築き上げてきた走りの核心部分を一切損なうことなく、装備を厳選することで優れたコストパフォーマンスを実現した、エントリーグレードだ。

「SPRINT」という名称は、アルファロメオの歴史において、常にスポーティで軽快なモデルに与えられてきた伝統的な響きを持つ。その名が示す通り、この新グレードの最大の魅力は、パワートレインにあると言えるだろう。

既存の上位グレードである「VELOCE(ヴェローチェ)」と全く同一の、総アルミニウム製2L直列4気筒ツインスクロールターボエンジンが搭載されており、最高出力は280ps、最大トルクは400Nmスペックを誇る。

このエンジンパワーを効率的に路面へと伝えるため、シャシーにもアルファロメオならではの技術が惜しみなく投入されている。軽量かつ高剛性なカーボンファイバー製のプロペラシャフトは、レーシングカーにも採用される技術であり、スロットル操作に対する駆動系の応答遅れを最小限に抑え、ドライバーの意思に即座に反応する鋭い加速フィールに貢献する。

そして、サスペンションにはブランド専用設計の「ALFA LINK」 サスペンションシステムが備わる。このシステムは、コーナーにおける正確無比なライントレース性能と、日常的な速度域での快適な乗り心地という、相反する要素を高次元で両立させるための鍵となる技術だ。さらに足元を精悍に引き締めるダークタービンデザインの18インチアルミホイールが標準装備とされる。

インテリアに目を向ければ、ナチュラルレザーシートのほか8スピーカーのハイグレードオーディオシステムも標準で備わる。

ボディカラーは情熱的なブランドの象徴である「アルファ レッド」をはじめ、「アルファ ホワイト」「ヴェズヴィオ グレー」「ブルカノ ブラック」という計4色が用意されている。

デビューフェアを開催

この新グレード「SPRINT」の発売を記念し、アルファ ロメオではデビューフェアの開催を予定している。日程は2025年8月2日(土)と3日(日)の2日間で、全国の正規ディーラーがその舞台となる。期間中にディーラーへ来場し、商談を行った顧客の中から、抽選で「Alfa Romeoオリジナルステンレスボトル」が贈られるキャンペーンも実施される。

ジュリア「SPRINT」の登場は、卓越したパフォーマンスと官能的なデザインを持つイタリアンスポーツセダンという孤高の存在において、新たな選択肢となるはずだ。アルファ ロメオが守り続ける走りの伝統と情熱は、この新たなグレードを通じて、さらに多くの人々の心を捉えることになるだろう。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。

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