
ハイブリッドやBEVモデルもラインアップか?
日本の商用車市場で絶対的な人気と存在感を誇る、トヨタ「ハイエース」がいよいよフルモデルチェンジを行う可能性が高いことがわかった。現行型は2004年に発売、海外市場では2019年にフルモデルチェンジがなされているが、日本仕様では、デザインを含めて技術面などが日本に適応すべく改良される予定だ。
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海外仕様の300系を元に、よりスポーティなスタイルへ
次期型ハイエースでは、「TNGA(Toyota New Global Architecture)」の商用車バージョンを採用、海外仕様に倣い、従来のキャブオーバーからセミボンネットスタイルへ変更されるのが最大の変更点となる。これにより、乗員の安全性確保や、高速安定性などが期待できる。
予想される300系日本仕様は、海外仕様よりボンネットが切り詰められそうだ。ヘッドライトは、かなりスリムになることが予想される他、バンパーエアインテークが3分割されスポーティな印象を与えることが予想される。
パワートレインは、2.8L直列4気筒ガソリン、およびディーゼルエンジンをラインアップするほか、ハイブリッドモデルも登場、遅れてBEVモデルも噂されている。キャビン内では、フルデジタルインストルメントクラスター、大型化インフォテインメントディスプレイの搭載も期待される。
安全装備では、お馴染み「Toyota Safety Sense」最新世代が標準装備、緊急時操舵回避支援(アクティブ操舵機能付き)や、走行中の運転者が、急病などにより運転の継続が困難になった場合に、自動的に車線内で自車を減速、停車させる「ドライバー異常時対応システム」などの搭載も予想される。
ハイエース300系のデビューは、2026年夏から秋頃と予想されるが、数年間は、あらゆるユーザーをカバーすべく200系も併売されると思われる。
気になる価格だが、エントリーモデルが約250万円〜と6万円程度の値上げで収まりそうだが、ハイブリッドモデルは500万円程度の設定となる可能性がある。