目元パッチリ最終型の再現
トミーテックが手掛ける1/64スケール・ミニカー、トミカリミテッド ヴィンテージNEO(TLVN)の、2026年9月の新製品情報が届いたので、気になるアイテムをピックアップしてお伝えしよう。ホンダ「ストリート」の2代目モデルが完全新金型で登場するのだ。
なんとリアゲートが開閉可能!
ストリートは、かつて存在していたホンダ「アクティ・バン」の上級モデルである。軽トラック「アクティ」の初代モデル「TNアクティ」は1977年の登場だが、それをベースとしたワンボックスバンは1979年に追加されており、そしてその上位モデルとして1981年に加わったのが「アクティ・ストリート」であった。
アクティ・シリーズは1988年にフルモデルチェンジで2代目へと移行、このときアクティ・ストリートはネーミングを単にストリートへと変更している。外観では、バンがトラックと同じ丸2灯ライトであるのに対しストリートは角型ライト(5角形)で差別化、カラードバンパーやデュアルサンルーフを採用するなど(上級グレードのLに標準装備)、豪華な装いが特徴だ。駆動システムは後輪駆動と4輪駆動の2種類が用意されていた。
1998年まで、10年という長きにわたって生産されたストリートだけに、途中で行われた変更・改良は数多い。当初は550ccだったエンジンは1990年、法改正に合わせて660ccに拡大。このあともマイナーチェンジは1991年、1993年、1994年、1996年と2年おきに行われた。また途中、グレードの変更や、「リミテッド」「Gリミテッド」「ラクーン」といった特別仕様車も加わっている。
トミーテックでは4代目のアクティ・トラックをすでに製品化しているが、バン・ボディのアクティ系モデルを再現するのはこれが初めてであり、完全新金型によるものとなる。形状的には、1993年のマイナーチェンジ以降のタイプのミニカー化で、実車のボクシーなスタイルが巧みにスケールダウンされているのはもちろん、リアゲートが開閉可能である点も素晴らしい。
ボディカラーは白とグレーの2種類が用意されており、白はGラクーン 4WD(1994年式)、グレーは最終型に設定されたグレードのV 4WD(1997年式)を、それぞれ再現している。アクセサリーパイプやサイドステップ、カリフォルニアミラーや専用デカールなどによるRV車(当時の呼称)らしい佇まいが見事だ(ミニカーのサイドグラフィックはデカールではなくタンポ印刷)。どちらもサイドミラーがユーザー取り付け部品として付属、予価4,400円(税込)で2026年9月発売予定。
なお、写真は全て試作品のため実際の製品とは異なる部分もありうる点、ご注意を。

















