
日産の最新イノベーションデザインを採用
日産のクロスオーバーSUV「キャシュカイ」次期型の情報を入手、お馴染みNikita Chuicko/KOLESA RUに予想CGの協力を得た。キャシュカイは、かつて日本市場で「デュアリス」として販売されていたモデルだ。2013年の第2世代では、エクストレイルに吸収統合されたため日本市場では販売はされていない。第3世代は2021年に登場、2024年の大幅改良を経ていよいよ第4世代へとバトンタッチされる。
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入手した情報によると、ムラーノ、キックスクロスオーバー、そして近々発売される第3世代電気自動車リーフなど、同社の最新イノベーションのデザインに注目することができるようだ。
次期型では、歴代でお馴染みのプロポーションを維持しながら、より簡潔なデザイン(かなり複雑なスタイルの現在のモデルとは対照的)を備えた、完全に新しいフロントエンドを採用するとみられる。側面では、最新世代の旧型ムラーノに似た、従来のドアハンドルが装備されており、後部には左右が結ばれる垂直LEDテールライトを装備、そのグラフィックはフロントのLEDランニングライトと調和していることがわかる。
技術面に関して語るのはまだ時期尚早だが、現行型キャシュカイはアライアンスCMF-Cプラットフォームをベースに作られており、欧州市場ではハイブリッドパワートレインのみが搭載されている。ベースモデルには、最高出力140ps、または158psを発揮する1.3L直列4気筒ターボチャージャーエンジン、12Vスタータージェネレーターおよび1.8kWhのリチウムイオンバッテリーをベースにしたマイルドハイブリッドとなっている。また、上位モデルには、最高出力157psの1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジンと、前輪を駆動する190psの電気モーターで構成される「e-Power」システムが装備されている。
現在日産とインフィニティはBEVラッシュを計画しており、その1台には「キャシュカイEV」が含まれている可能性もある。フルモデルチェンジを機に「デュアリスEV」が日本市場復活するという噂もあるが、果たして実現するのか? 目が話せない。