ワールドプレミアは秋のパリ・モーターショーか
今年の秋、おそらくはパリモーターショーでワールドプレミアとなるであろうBMWの新型5シリーズのスパイショットが届いた。カモフラージュの奥にはワイドになったキドニーグリル(空力改善用シャッター付き)、そのグリル端まで達する横長シェイプのヘッドランプが見える。バンパー周りは形状が隠されているが、そのボリュームからも左右まで大きめの開口部を持つエアロデザインと想像される。フロントフェンダー後方には最新の空力処理装置の定番といえるエアブリーザーが開いている。
新しいプラットフォームとなり大幅軽量化されるボディは、従来よりわずかにホイールベースが長くなっているようだ。電動リアアクスルステアも引き続き採用されるという。パワープラントはハイブリッドはもちろん、なんと1.5リッターの3気筒までが用意される。また自動運転(または電動ターボ)への布石として電動メカ駆動用に48V電装もテストされているようだ。インフォテインメントに関しては先の7シリーズ同様に進化するが、この新5シリーズからボイスコマンド機能に高度な自然語認識が搭載される模様である。