ネーミングは「Q1」の可能性も?
アウディがジュネーブ・モーターショーでQシリーズのニューモデルを発表するようだ。2月12日付のアウディAG公式Facebookにて、「アウディが4年にわたって開発を進めてきた新型車が、ジュネーブ・モーターショーでデビューを果たす」と告知されたのだ。
記事にはベールをまとった新型車の画像が挿入されており、シルエットからするとSUVのQシリーズ系統に見える。また、「新しいアウディは既存のA3組み立てラインに統合される」とあるので、A3系のMQBプラットフォームを使用するモデルと考えるのが妥当。さらにFacebookを2月9日までさかのぼると、右から順にQ7、Q5、Q3と並び、いちばん左の枠に「RESERVED」のプレートが貼られた駐車場の画像が公開されている。以上から、ニューモデルはQ3より小さなQシリーズ、すなわちQ2もしくはQ1と考えて間違いないだろう。
どちらになるのかは、これはもうネーミングの問題なので予想するのはむずかしいところだが、海外メディアによればQ2が有力なようだ。ただ、Q2の名称は、フィアット傘下のアルファロメオやマセラティでQ4とともに用いられているため使用がむずかしいとも伝えられており、その問題が解決していないなら、Q2を欠番にしてQ1でいく可能性もなくはない。それどころか、仮に新型車のプラットフォームが次期VWポロ/アウディA1への使用も念頭に置いたスモールカー用MQBだとしたら、むしろQ1のほうが自然なくらいだ。
ジュネーブ・モーターショーは現地3月3日からの日程で開催される。どちらの名前で登場するのか、楽しみに待つとしよう。