これで3タイプのボディが出揃った
フィアット・クライスラー・オートモビルズ(FCA)はジュネーブショー2016で、新型フィアット・ティーポの5ドアハッチバック(HB)とステーションワゴンを発表した。
フィアット・ティーポは1988年に小型ハッチバックとして誕生。日本にも正規輸入されたが1995年に生産終了となったモデルだが、その20年後にあたる2015年に車名が復活。全長4532×全幅1792×全高1497mm、ホイールベース2636mmというコンパクトサイズのセダンが欧州の主要国で発売中だ。
新型ティーポの新たなボディバリエーションとして発表されたのは、5ドアハッチバック(HB)とワゴン。フロントマスクこそセダンと共通デザインだが、リアコンビネーションランプなどはハッチゲートモデル独特のテイストだ。
5ドアHBのボディサイズは全長4.37m、全幅1.79m、全高1.50mで、荷室容量は440リッター。一方ステーションワゴンのサイズは、全長4.57m、全高1.51mで、ラゲッジ容量は550リッター。いずれも扱いやすいサイズであることはセダンと変わらない。ちなみにセダンのトランク容量は520リッターである。
パワートレインは、ディーゼルターボが95psの1.3リッター(5速MT)と120psの1.6リッター(6速DCTまたは6速MT)。一方ガソリン仕様は95psの1.4リッター(6速MT)と120psの1.4リッターターボ(6速MT)、110psの1.6リッター(6速AT)が設定される。
機能面ではFCA車独自のインフォテインメントシステム「Uコネクト」の採用をはじめ、スマートフォンとの接続にも対応する。